フルモデルチェンジ版・レクサス新型ES、日本向けは『3モデル設定』判明!しかし新型RAV4に採用のArene(アリーン)が設定されず、内装もチープな仕上がりに?
ようやく日本向けの新型ESに関する一部情報が明らかに
2025年4月に世界初公開された、レクサスのフルモデルチェンジ版・新型ES。
レクサスの新たなフラッグシップセダンとしてラインナップされる予定で、中国市場向けやアメリカ、日本でも販売される予定です。
カーボンニュートラル目標達成のため、本モデルではガソリンモデルの設定が無く、以下のパワートレインがラインナップされます。
■ES300h[2WD]・・・排気量2.0L 直列4気筒自然吸気エンジン+ハイブリッド
■ES300h[AWD]・・・排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジン+ハイブリッド
■ES350h[2WD/AWD]・・・排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジン+ハイブリッド
■ES350e[2WD]・・・バッテリーEV(BEV)
■ES500e[AWD]・・・バッテリーEV(BEV)
本モデルが発表された当初は、日本市場向けにどのパワートレインが採用されるかは明らかになっていませんでしたが、2025年10月3日、日刊自動車新聞・電子版の報道により、遂に具体的な情報が明らかとなりました。
日本国内向けはハイブリッドとBEVの3モデルがラインナップ

こちらが中国にてワールドプレミアされた、フルモデルチェンジ版・新型ES。
グリルレスバンパーを採用しながらも、スピンドルボディを採用することでレクサスのデザインアイデンティティを踏襲し、更にL字型のアローヘッドLEDデイライトが互い違いになることで、これまでにない新たなデザイン言語を盛り込んでいます。
そんな新型ESですが、日本向けにラインナップされるパワートレインは以下の通りとなりました。
■ES350h[2WD/AWD]・・・排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジン+ハイブリッド
■ES350e[2WD]・・・バッテリーEV(BEV)
■ES500e[AWD・Direct4]・・・バッテリーEV(BEV)
以上の通り、ES350hに関しては、既にラインナップされているNX350h/RX350hのパワートレインがベースになると考えられますが、ES350eはビッグマイナーチェンジ版・新型RZ350eと同じパワートレインとなる可能性が高そうですね。
一方でES500eは、こちらも新型RZ500eと同じバッテリーパックと電動モーターを搭載する可能性が極めて高そうです。
新型ESのハイブリッドモデルとピュアEVモデルはどうやって見分ける?

ちなみにこちらが、新型ES350eのフロントマスク。
ESに関しては、ハイブリッド(HEV)モデルとピュアEVモデルのフロントマスクがほぼほぼ同じのため、明確な違いが分かりづらいといった意見も多め。
そこで、おさらいも兼ねて「HEVとBEVの違い」を見比べていきましょう。
上の画像の場合は、過去にレクサスが発表したLF-ZCコンセプトのデザイン思想に沿って、正面でのスピンドルの造形に加え、フード面からバンパーコーナーまでを包括するエッジの効いたスピンドル形状を表現し、レクサスの独自性をさらに進化。
低いノーズからはじまるスピンドルボディとセダンらしい水平軸のフェンダーとの高低差で表現したフロントフェイスは、大胆で低く構えた独創的な印象をもたらします。

そしてこちらが、HEVモデルとなるES350h。
本モデルは、冷却性能確保のため、アッパー部に薄型のU字型グリルを採用しているのがポイントなのですが、実はそれ以外の明確な違いが無いんですね。
もしかすると、ES350hにラインナップされるであろうF SPORTグレードになると、更に明確な違い・差別化があるかもしれないのですが、現時点で明確な違いがあるのは「アッパーグリルの有無のみ」となります。
レクサスのフラッグシップセダンでありながら、この内装は果たしてどうなの?
あと、今回の新型ESでは、上の画像のように巨大デュアルモニターを搭載していますが、こちらは日本市場向けでは導入されず、シンプルに中央のみのシングルモニターのみの予定。
モニターサイズとしては、おそらくレクサス最大となるであろう15.6インチだと推測。
そしてインテリアカラーには、新色となる「アオタケ」が採用されたり、高明度なホワイトを含む全4色をラインナップするそうですが、どうやら「アオタケ」も中国専用カラーとのことで、おそらく日本向けはシンプルな「ブラック」「ホワイト」「ヘーゼル(もしくはオーカー)」になると予想。
あとは、もしもF SPORTグレードが設定されるのであれば、新型ISにも採用されているフレアレッド風の「プロミネンス」にも期待したいところですね。

そして、個人的に内装で気になったのが、センターコンソールなどを含めてオーナメントパネルやスイッチといった質感。
トヨタの上位互換ブランドでありながら、おまけに中国市場を強く意識したフラッグシップセダンでありながら、なぜここまでプラスチッキーな素材を採用したのかが疑問。

アンビエントライトでムーディーな雰囲気を作っているつもりでしょうが、プラスチッキーな素材を多用してしまうと、反対にアンビエントライトによって強調されてしまい、結果的に見てくれが悪くなってしまうんですよね。
これはトヨタの新世代クラウンシリーズから全く学んでいない課題であり、トヨタ/レクサスはもう少し、もう少し中国市場や欧州、アメリカ市場向けにマッチした質感や素材を採用すべきだと思っています。
