【注意】トヨタ新型ランドクルーザーFJは「角目」が先行販売で、丸目は後出し? ランクル250とは違う油圧パワステ採用の理由と、400万円に迫る価格設定の謎
新型RAV4やハイラックスよりも、多くの注目を集めるであろうランドクルーザーFJ
2026年5月14日に日本で発表・発売予定となっている、トヨタ新型ランドクルーザーFJ (Toyota New Land Cruiser FJ, TRJ240)。
前回のブログにて、本モデルのグレード構成やボディカラー、主要装備などをどこよりも早くご紹介しました。
今回は、本モデルが発表される前の注意ポイントをいくつか紹介していきたいと思います。
おそらくは、2026年1月9日に開催される東京オートサロン2026でも出展される可能性が高く、モデリスタ(MODELLISTA)製のドレスアップエアロパーツなどを装着したデモカーが登場するのではないかと予想しています。
先行で販売されるのは角目で、丸目は遅れて販売予定?

まずはグレード構成について。
前回のブログでもお伝えした通り、ランクルFJに設定されるグレードは、排気量2.7L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載するVXグレード[4WD]の一択で、ボディカラーもモノトーンの全5色をラインナップ。
そのため、ランドクルーザー250 (New Land Crusier 250)やハイエース (Hiace)に搭載されるような排気量2.8L 直列4気筒ディーゼルターボエンジンは、今のところラインナップ予定は無し。
そして、こちらもとても気になるのが「角目」と「丸目」のデザイン。
ランドクルーザー250であれば、上位グレードだと丸目のみの選択となり、角目を選択しても、ディーラーオプションで丸目に移植できるというユニークさが売りになっています。
丸目は追加グレード?それともディーラーオプション?

しかしながら、ランクルFJの場合は先行にて角目が販売されるとのことで、丸目は遅れて販売されるとのことから、これが「遅れてグレードが追加される」という意味なのか、「遅れてディーラーオプションの丸目が追加される」という意味なのかは不明。
ランクル250の流れを汲むと「ディーラーオプションとして遅れて販売されるのでは?」と考える方も多そう。
何れにしても、ランクルミニと呼ばれるモデルで、ラギッドさやカッコ良さを求めるのであれば「角目」、ファッション性やキュートさなど、ジムニーっぽさを求めるのであれば「丸目」でしょうから、これも好みが大きく分かれるかもしれません。
ランクルFJは電動パワステではなく、油圧パワステを採用

続いてはパワーステリングについて。
ランドクルーザー250では、ランクルシリーズとなる電動パワーステアリングが採用されましたが、ランドクルーザーFJでは油圧パワーステアリングが採用される予定です。
ちなみにパワーステアリングは、ハンドルを軽い力で回すことのできるアシスト装置のようなもので、それを電動で行うか、油圧で行うかの違いになります。
具体的な違いとして、電動パワステと油圧パワステの仕組みはそれぞれ以下の通り。
■電動パワーステアリング:
[仕組み]
2000年代に入ってから普及した技術で、仕組みはハンドルが接続しているステアリングラックや、ピニオンギアをモーターでアシストし、パワステ効果を得る。[メリット]
➀動力源がモーターなので、電流のON/OFF制御が可能
②油圧ポンプやチューブが不要なため、省スペース化が可能
③構成部品はモーターと制御ROMで、車種間での部品共有化を進めることが可能[デメリット]
➀油圧式と比較するとアシスト量が少なく、重量級の大型車には不向き
②モーターを保護する回路が働くと、ハンドルが重くなることがある
③大電流を使うため、容量の大きなバッテリーやオルタネータが必要になり、結果的として低燃費効果が薄れる
■油圧パワーステアリング:
[仕組み]
第2次世界大戦前の1920年代で、第2次大戦で軍用車などに普及した技術で、エンジン動力で油圧ポンプを回して油圧を発生。
ステアリングギヤが内蔵するパワーシリンダーに油圧を送り、ステアリング操作をアシストする。[メリット]
➀長い歴史と、信頼された技術、安価に生産可
②部品点数が少なく、信頼性と強度が高い
③高出力で、重量級の大型車にも使用可
④ステアリングフィールが自然[デメリット]
➀長期使用となると、各部品からのオイル漏れ恐れアリ
②エンジン始動中、油圧ポンプが作動するので、燃費に影響アリ
③構成部品が車種専用となるため、製造原価は高め
④エンジン回転数と発生する油圧が比例するため、停車時や低速では十分なアシストを得られない恐れがある(ジムニーノマドがその典型)
⑤車速感応式とした場合、制御装置やプログラムを追加することでシステムが高額になり、信頼性も低下via:carme
以上の通りとなります。
