【日本車離れの衝撃】イギリスで中国車が爆売れ! 2025年に「10台に1台』」が中国ブランドの衝撃。トヨタ等のシェアを奪う「安くてオシャレ」な黒船の正体
(続き)イギリス市場での成長が止まらない中国車ブランド!一方で日本車は衰退を辿る一方
引き続き、イギリス市場にて中国車ブランドが売れ続けているのに対し、日本車の販売が低迷している現状について見ていきましょう。
「たかが1%、されど1%低下」の日本車ブランド

中国車ブランドの成長が著しいなか、一方の日本車ブランドのイギリスにおける市場シェアは、過去12ヶ月でほぼ1%低下。
「1%」と聞くと、そこまで大した数字でもなく劇的ではないようにも感じられますが、イギリス市場では目に見える形で現れており、特に欧州全体のトレンドにも大きく影響しているとのこと。
日本車といえば、特にトヨタを中心に安心・安全で信頼性の高いブランドとして認知されてきましたが、一方で車両本体価格の高騰による影響で、日本の新車が売れにくくなっているのも「日本車が売れなくなっていることの理由の一つ」になっているのだそう。

ガーディアン紙が報じたように、中国車は高額な関税が課されているにもかかわらず、欧州全体で販売台数を順調に伸ばしています。
欧州議会は、国内メーカーを保護するため、2024年末に中国にて生産された電気自動車(BEV)を対象とした関税措置を導入しました。
しかしながら、この関税はハイブリッド(HV)車や内燃機関(ICE)車には適用されず、これらのモデルの販売が急増しているのが現状です。
イギリスでは、大手自国ブランドが残っていないために「安価でオシャレな外車」が売れている

EU離脱後のイギリスは、これらのブランドに対する受容性が特に高いことが証明されていて、特に国内に大手自動車メーカーが残っていないために、市場は大きく開かれている状態です(イギリスメーカーと聞くと、マクラーレンやアストンマーティン、ロールスロイスといった超高級ブランドがほとんど)。
こうした事態に、アナリストのマティアス・シュミット氏は、「英国の消費者が選択できる真の国産ブランドがなくなったことで、英国の消費者は、いわゆる愛国心に基づく購買行動に参加できなくなりました」と説明。

加えて同氏は、「ドイツとフランスでは、両国とも新車市場の半分を事実上国産ブランドが掌握しています。一方 、中国では、市場の3分の2を国産ブランドが占めている状況です」とのことで、やはり大手の自国ブランドを持たないイギリスからすると、「価格帯が安価で、ファッション性が高く、幅広いラインナップモデルを展開する中国車は魅力的」と感じるのかもしれません。
1ページ目:イギリスでの中国車ブランドの売行きが好調!明らかな「日本車離れ」が進んでいる?




