【絶望の1,290万台】2025年米国リコール1位はフォード! トヨタもワースト2位。タンドラの欠陥やホンダの「タイヤ脱落」等、不名誉なランキングを全公開
車を購入する上で避けられないリコール
発表・発売されたばかりの新車・新型車はもちろんのこと、発売から数年もしくは数十年経過した車両が、突如として不具合が生じる恐れがあるとしてリコールが届け出される例は決して珍しくありません。
リコールは、その製品が生じる危険性やトラブルが拡大しないよう、もしくは未然に防止するための対策であり、「リコールが届け出されたから、この車はダメだ!」というわけではありません。
ただ、それでもリコールが届け出されると不安視してしまうのが消費者であり、メーカーとしても常に細心の注意を払って新車の開発に取り組んでいます。
今回は、そんなリコールに関して、海外カーメディアmotor1.comが独自に調査し、米国運輸省道路交通安全局 (NHTSA)の公式データに基づき、2025年最新版となる「年間を通してのリコール件数が最も多かった自動車メーカーワースト10」を紹介していますので、早速その中身をチェックしていきましょう。
10位:BMW・合計21件のリコール(累計508,338台)

まず10位は、BMWの年間21件で、累計リコール台数は508,338台。
参考までに、2024年は36件のリコールが届け出され、その対象台数は累計「180万台以上」でしたから、2025年は大幅な改善が見られました。
2025年のリコールの主な中身としては、「腐食」や「過熱」、そして「発火の恐れ」があるエンジンスターターを搭載した20万台の車両を対象に届け出されています。
9位:フォルクスワーゲングループ・合計25件のリコール(累計663,663台)

続いて9位は、フォルクスワーゲングループの年間25件で、累計リコール台数は663,663台。
フォルクスワーゲングループも、2024年と比べて2025年のリコール件数が大幅に減少しました(2024年には100万台強のリコールが届け出)。
2025年に最も多く届け出されたリコールは、「溶けて火災を引き起こす恐れがある」エンジンカバーの緩みと、リアビューカメラの画像が歪むという不具合でした。
どちらの不具合も、2024~2025年モデルのアトラスおよびアトラス・クロススポーツSUV(17万台以上)に影響を及ぼしています。
8位:テスラ・合計11件のリコール(累計台数745,075台)

続いて8位は、テスラの年間11件で、累計リコール台数は745,075台。
テスラも、2024年と比べて2025年のリコール件数が大幅に減少しました(2024年には500万台以上のリコールが届け出)。
2025年、テスラにとって最大規模のリコール届出は、376,000台のモデル3/モデルYに搭載されているパワーステアリングシステムの不具合で、パワーが失われる恐れがあるというものでした。
次に大きな問題は、239,000台ものリアビューカメラを対象に、コンピューター回路基板がショートして映像が映らなくなる恐れあるというものでした。
7位:起亜・合計13件のリコール(累計台数982,346台)

続いて7位は、韓国メーカー・起亜(KIA)の年間13件で、累計リコール台数は982,345台。
起亜も、2024年と比べて2025年のリコール件数が減少しました(2024年には120万台以上のリコールが届け出)。
起亜にとって最も大きな不具合は、チェックバルブから燃料タンクに空気が入り込み、膨張して溶解し、火災の危険性が高まるというもので、対象モデルは2021年~2024年式のK5セダン、対象台数は25万台でした。
6位:ゼネラルモーターズ(GM)・合計27件のリコール(累計台数998,260台)

続いて6位は、アメリカの大手自動車メーカーであるゼネラルモーターズ(GM)の年間27件で、累計リコール台数は998,260台。
2025年、GMにとって最も大きな痛手となったのが、排気量6.2L L87型V型8気筒エンジンのリコールでした。
このリコールでは、キャデラック・エスカレードやシボレー・シルバラード/サバーバン/タホ、GMCシエラ/ユーコンといった主力車種の約60万台が対象となり、「コネクティングロッドまたは、クランクシャフトのエンジン部品に製造上の欠陥」がありました。
これにより、エンジンの壊滅的な故障につながる危険性があるとして、全ての車両が工場に返却され、一部ではGMの名を借りて「グレネードモーター (GM)」と呼ばれていたそうです。