SNSで「ミサイル」と揶揄されるトヨタ新型プリウス。1年半所有した元オーナーの評価は?実は燃費・装備・リセール共にとんでもなく優秀な車だった
SNSやネットニュースでは「ミサイル」と揶揄されるプリウスだが
2023年1月に5代目としてフルモデルチェンジを果たした、トヨタ新型プリウス (Toyota New Prius, 60系)。
トヨタの主力ラインナップモデルの一つで、しかしSNSなどでは「プリウスミサイル」と揶揄されており、世間的にはそこまで良いイメージではない一台です。
そんな60系プリウスですが、私も1年半ほど所有していたことがあり、昨今の新車・新型車が登場してきたことで、改めて同車の商品力や装備内容、リセール、デザイン性などを考えると「ミニバンやSUVでもないモデルで、ここまで満足度の高い車は珍しい」と感じたのが正直なところ。
そこで今回は、改めてプリウスを高く評価する理由をまとめていきたいと思います。
デザインは先代に比べると本当にカッコ良くなった

まずは、新型プリウスのデザインについて。
私が所有していたモデルは、排気量2.0L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+デュアルモーターを組合わせるハイブリッドシステムのプリウス 2.0L HEV Z [2WD]で、ボディカラーは本モデルより新しく採用された新色アッシュ。
そしてフロントマスクは、トヨタの新世代デザイン言語としての第一弾となるハンマーヘッドが採用され、これまでのプリウスでは感じられなかったスポーティ且つ先進的な見た目へとアップデート。
これまでのネガティブイメージを払拭するため、敢えて全高を低くしてスポーティに仕上げたプリウス

60系プリウスがカッコ良く進化したのは、先ほどの通り先進的でスポーティなエクステリアに変更したことや、全高が先代に比べて約50mmも低くなったこと。
これにより、プリウスのこれまでの悪評を払拭するため、購入層の若返り化も目的に大幅に変更されたと言われています。
※全高が低くなると乗降り性も悪くなるため、そうなると高齢層の購入検討が少なくなるという目論見
デザインと低燃費を両立する19インチ大口径タイヤホイール

そして、このモデルのもう一つの特徴が、足もとのタイヤホイールが19インチと大口径であること。
「プリウス=低燃費」というイメージが強く、それでいてタイヤサイズも17インチ~18インチというイメージがありますが、新型では足もとのダイナミックさを演出するために、大胆に19インチを標準装備。
もちろん、単純に大口径タイヤホイールを履かせたわけではなく、デザイン性と低燃費を両立するため、更には転がり抵抗の低さも考慮して幅の狭い「195/50R19インチ」が採用。
今現在も稀なタイヤサイズだと思いますが、過去にはBMW i3に装着されるような特殊なサイズですし、トヨタとしても「低燃費とデザイン性を両立するカッコいい車」に仕上げるため、ここまで力を入れてきたのは流石の一言。
今でも街中で見かけるときは「やっぱりプリウスってカッコ良くなかったよなぁ」と思いますし、足もとのダイナミックさを見ると「大口径化してもクロスオーバーっぽく見えないのは上手い」と思わせてくれます。
実燃費も侮れないプリウス

そんな見た目と低燃費を両立するプリウスですが、実際に1年半近く所有して私も普段使いしていましたが、確かに燃費性能は優秀。
以下の通り、これまでの燃費データをまとめていくと、無給油で900km以上走行できることはもちろんのこと、20km/L以上がほとんどですし、実燃費で26km/L以上になることもありましたから、ここまで「良いとこ取りする車」って珍しいと思うんですよね。
[1回目給油]
走行距離:900.6km
給油量:39.12L
燃費:23.02km/L[2回目給油]
走行距離:981.1km
給油量:40.62L
燃費:24.15km/L[3回目給油]
走行距離:910.1km
給油量:38.90L
燃費:23.40km/L[4回目給油]
走行距離:882.8km
給油量:41.22L
燃費:21.42km/L[5回目給油]
走行距離:960.6km
給油量:41.22L
燃費:23.30km/L[6回目+α給油]
走行距離:1,566.5km
給油量:60.07L
燃費:26.08km/L[7回目給油]
走行距離:860.5km
給油量:41.01L
燃費:20.98km/L
