以前話題になったフェラーリ288GTOのレプリカモデルが販売中。ベースモデルはトヨタMR2で、価格は約500万円と意外にお高め
ここまで完成度の高いフェラーリ288GTOのレプリカモデルも珍しいと思う
前回、当ブログにてご紹介したフェラーリ288GTO風に改造されたレプリカモデルが大きな話題となりましたが、そのレプリカモデルがまたも中古車サイトeBayにて販売されています。
288GTOといえば、フェラーリが1984年から1986年にかけて製造・販売したリヤミッドシップエンジン搭載のスーパースポーツモデルで、時価にして3億円を超える超希少モデル。
今回登場している288GTOのレプリカモデルは、1993年式となるトヨタの2シータースポーツクーペMR2をベースとしており、オリジナルの排気量2.8L V型8気筒ツインターボエンジンではなく、排気量3.0L V型6気筒自然吸気エンジンを搭載しています。
とてもベースがトヨタMR2とは思えない程の完成度の高さ
こちらが今回販売されているフェラーリ288GTOのレプリカモデル。
見た瞬間にトヨタMR2をベースにしたモデルとは思えず、しかしそれとなく288GTOじゃない感もある不思議なエクステリア。
細部を見ていけば大きく異なるポイントは多いものの、これを所有していた元オーナーは相当に288GTOに憧れていたのかもしれません。
改めてエクステリアをチェックしていくと、ボディはフルファイバーグラスボディキットや完全改装の16インチあるみホイール、ステンレススチールクワッドエキゾーストシステム、288GTO専用リヤテールランプ、フロントヘッド来、フォグライトを装備したすることで上手く再現。
インテリアは本皮シートを用いることで高級感を演出し、本革巻き製ステアリングホイールやセンタートンネルハンドルブレーキコンバーション、エアコンなどをオリジナルスイッチに変換し、1980年代のルックアンドフィールパネルへを表現(国産臭さはありますが、フェラーリっぽい雰囲気も)。
サイドビューを見ていくと、フロント・リヤオーバーハングは少し長めな印象で、ホイールベースはMR2ベースなので2,400mmとショート気味。
しかし足元のスター形状のアルミホイールを装着したことで、フェラーリっぽく見せる演出はさすがの一言だと思います。
あとはサイドドア後方に設けられたダクトなどを見ても、専用ボディキットを装着することで288GTOを上手く近づけているので、この辺りは本物の個体を参考にしなければ研究されたのではないかと思います。
リヤビューの完成度もかなり高めですね。
フェラーリ伝統の丸形テールランプはもちろんのこと、リヤバンパー形状やディフューザーも上手く再現されています(マフラーレイアウトは両サイド2本出しでコンパクト)。
なおこちらの個体は、当時のMR2の新車価格よりも高額となる約500万円にて販売中とのことですが、2017年にも中古車として販売されたときには約450万円だったので、若干価値が上がっているようです。
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Reference:CARSCOOPS