アルファロメオ「MiTo(ミト)」がリコール。シートベルト関連の不具合により負傷する恐れ有り
自動車ニュース”Response”の記事より、アルファロメオのホットハッチモデル「ミト(MiTo)」がリコールを発令。
リコールの内容としては、シートベルトプリテンショナ―の不具合によるもので、シートベルトプリテンショナーは、万が一の衝突時にベルトを瞬時に引き込むことで乗員保護性能を高める仕組みとなっていて、内部の火薬が爆発する際に発生するガスの力でベルトやバックルを引き込むことになります。
しかし、リコール対象となるモデルは、フロントシートベルトプリテンショナーのガス発生装置が正しく組み付けられていないことが判明していて、衝突時にプリテンショナーが作動した際、ガス発生装置の容器が内張りを破って車室内に飛び出し最悪の場合、乗員が負傷するおそれがあるとしてリコールを発令した模様。
対象となるのは、2016年11月24日~2017年3月8日に輸入されたモデルで、176台がリコールの対象となります。
改善措置としては、全車両シートベルト(左、または左右)を良品と交換する、リコール作業を行うとのことですが、不具合及び火災事故は未だ発生していない模様。
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