三菱「デリカ」等が4万台を超える大規模リコール。タカタ製エアバッグに不具合有り
自動車ニュース”Response”の記事より、三菱の主要モデル「デリカ」をはじめとする4車種が4万台を超える大量リコール。
リコールの内容としては、タカタ製エアバッグのインフレータ―の不具合によるもので、助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なために温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある模様。
このため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがあるとのことでリコールを発令。
対象となるのは、2013年1月7日~2017年1月31日に製造された「デリカ」「パジェロ」「アイ」「i-MiEV」の4車種で、計4万6,824台がリコールとなります。
改善措置としては、全車両、エアバッグインフレーターまたはエアバッグモジュールを対策品と交換する、リコール作業を行うとのこと。
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