レクサス「RC F GT」の開発車両がニュルにて登場。ボンネットやルーフはカーボン仕上げ、気になるエンジンは?

2020-05-27

またまた「RC F GT」の開発車両が登場

昨日(10月31日)、レクサスのマイナーチェンジモデルとなるスポーツ2ドアクーペ「RC」が発売スタートしましたが、今度は軽量トラックに焦点を当てたハードコアレーシングモデル「RC F GT」の開発車両が、ドイツ・ニュルブルクリンクサーキットにてテスト走行を実施しています。

「RC F GT」は、2015年6月にPikes Peak Inernational Hill Climbに挑戦するために取り組まれた開発モデルで、パワートレインは、従来通り排気量5.0L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載しつつも、フロントボンネットやルーフ、リヤにカーボンファイバを使用し、その他諸々のパーツを省略化することで車体重量363kgも軽量化し1,420kgを実現しました。


デザインはマイナーチェンジ版「RC」と同じ顔つきに

ただ、今回目撃されている個体は、生産仕様として登場するものなので上記のようなクレイジーすぎる個体ではなく、車体重量の大幅な削減を実現することは不可能と推測。
開発車両を見る限りフロントボンネットやルーフを見ると、カーボンファイバ(CFRP)を使用しているため、約50kg程の軽量化は可能になると思われます(「RC F CarbongExterior Package」が実際に50kgも軽くなっている)。
そして、先日マイナーチェンジしたばかりのフロントエンドデザインに変更(フロントヘッドライトやテールライト、エアダクト、スピンドルグリル周り等)されることはもちろんのこと、レクサスが再設計を施すエアロアップデートにより更なる走行性能を向上させることが期待されます。

エンジンは従来通りV8 NA

気になるパワートレインについてですが、これについてはダウンサイジングターボ化されず、従来通り排気量5.0L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力468hp/最大トルク527Nmを発揮する予定。
パフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が4.3~4.4秒、最高時速は270km/hにまで到達すると思われます。
なお、この「RC F GT」は、来月より開催のロサンゼルスオートショー2018もしくは、来年1月に開催のデトロイトモーターショー2019にて出展される予定となっています。

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Reference:motor1.com