そのボディカラー名は”ブロンゾ・マサル”。関東にてランボルギーニの特別カラーに身を纏ったフェラーリF12tdf(ツール・ド・フランス)が登場
東京に珍しいフェラーリF12tdfが登場
東京にて、何とも珍しいボディカラーの限定モデル・フェラーリF12tdfが目撃されています。
こちらの個体、ちょっとピンクっぽいカラーにも見えますが、正式名称は何と「ブロンゾ・マサル(ブロンツォ・マサル)」と呼ばれる日本人の名称が入ったカラー名称(オーナーさんの名前が”マサル”さんだと思われる)ということで、元々はランボルギーニ・アヴェンタドール LP720-4 50thアニヴェルサリオ・ロードスターにて特注で作らせたオリジナルカラーなのだとか(アヴェンタドールSVも一台だけこのカラーを設定した個体がありますが、恐らく塗料代も相当にかかっていると思われる。)。
「人の名前」が入ったボディカラーは意外にも多い
他にも日本人の名前が入ったカラー名といえば、フェラーリの「ビアンコ・サナエ(ホワイト系)」もありますが、今回の「ブロンゾ・マサル」は、ランボルギーニ以外にもパガーニ・ウアイラのイメージカラーにもなっています。
ちなみに、フェラーリのカラー名称で人の名前が入っているのは、「ブロンゾ・マサル/ビアンコ・サナエ」以外にも、アルフレッド・フェラーリこと通称「ディーノ」と呼ばれたエンツォ・フェラーリ氏の息子の名前である「ロッソ・ディーノ(レッド系)」や、名女優として知られるイングリッド・バーグマンさんに贈られた「グリジオ・イングリッド(グレー系)」があります。
改めて今回のF12tdfを見ていこう
一通り外観をチェックしていくと、フロントフードにはブラックのストライプが縦方向ではなく横方向にデザインされるという個性的なデザインに。
足元にはシルバーホイール、ブレーキキャリパーを装着し、フロントホイールのアーチにはスクーデリアシールドが塗装されています。
インテリアは何とも渋すぎるキルティングレザーを設定していますが、外観との相性は非常にマッチしていますね。
サイドシルのブラックの部分の素材はカーボンっぽいようなそうでもないような…。
なおF12tdfは、F12ベルリネッタのスペチアーレモデルとして世界限定799台のみ製造。
パワートレインは、排気量6.3L V型12気筒自然吸気エンジンをフロントにマウントし、最高出力780ps、最大トルク705Nmにまでパワーアップ。
パフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が2.9秒、最高時速は340km/hまで到達します。
関西には世界に一台しか存在しないランボルギーニも
先ほどは、人の名前が入った唯一のボディカラー「ブロンゾ・マサル」が関東にいらっしゃいましたが、関西には世界に一台しか存在しない唯一の塗料を使用したランボルギーニ・アヴェンタドールSVロードスターがあります。
それが、関西のアヴェンタドールオーナーだけを集めてツーリングを行う関西アヴェンタ会のトップでもあるViola Virgoに身を纏った一台。
世界に一台しか存在しないワンオフモデルで、オーナーがランボルギーニ本社に依頼してまで作らせた唯一無二の特別カラーとなります。