マクラーレンMSOより、「570S(スパイダー)」をベースにした特別なワンオフモデル”Racing Through the Ages”コレクションを発表

2020-05-27

MSOより特別なテーマを持つ「570S/570Sスパイダー」が登場

アメリカにあるマクラーレン・ビバリーヒルズが、マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(McLaren Special Operations)部門を通して、特別なコレクションモデル「Racing Through the Ages」コレクションを依頼していたことが判明。
コレクションのテーマには「Muriwai/Papaya Spark/Sarthe Gray」と3つに分けられ、それぞれマクラーレンの歴史を物語るテーマであり、ボディカラーの名称にもなっています。
また、それぞれのテーマにはマクラーレンのスポーツシリーズ「570S/570Sスパイダー」の両方が採用され、合計6台のワンオフモデルが公開されています。


カラーリング以外は共通のカスタムが施されている

基本的にこれら6台には、MSO設計のディーラフィットのリヤウィングが装備され、GT4レーシングストライプがフロントフードとルーフに貼付されています。
更にはMSO Defined Black Packやグロスブラック仕上げの10スポーク超軽量鍛造ホイール、MSO Defined Titanium SuperSportエキゾーストシステムも装備され、軽量且つスポーティな仕上がりになっています。

インテリアについては、GT4レーシングストライプがシートの背もたれ部分にデザインされ、MSOロゴがヘッドレストに縫合、更にはステアリングホイールの12時の部分にはオレンジのストライプが入っています。
あとのボディカラーやデザインについては、テーマによって異なるので、それぞれチェックしていきましょう。

Muriwai

こちらはMuriwaiがテーマとなっているMSOモデル。
ボディカラーには、Muriwai Whiteカラーを使用していて、これは15歳のときにブルース・マクラーレンが初めてニュージーランドのMuriwai Beachのレーシングに参加した際、そこでクラッシュしたレーシングモデルのホワイトとブルーからインスピレーションを受けた個体となります。
またリヤウィングには、”マクラーレン・オレンジ”のカラーにて”Speedy Kiwi”ロゴが描かれています。

Papaya Spark

Papaya Sparkは、1960年代と1970年代にブルース・マクラーレンが選んだレーシングカーにて選択したカラーのことで、これを採用したことでCan-Amやインディ500、F1レースにて名誉ある賞を残してきました。
外観としては、固定式リヤウィングにはパパイアスパークエンドプレートのバートンブルー仕上げを特長としており、オリジナルレースカーに使用されている象徴的なブルースポイラーを採用しています。

Sarthe Gray

最後のテーマは、マクラーレンが1995年のル・マンレースにて優勝を果たしたときに祭用していた「F1 GTR」のカラーからインスピレーションを受けた個体となります。
「F1 GTR」のカラーをエミュレートするMSO Defined Sarthe Grayにて仕上げられ、先ほどのMuriwaiのテーマのようにボディカラーのリヤウィングエンドプレートには”24 Heures Du Mans – Winners 1995”とMuriwai Whiteにてデザインされています。

☆★☆MSO関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:CARSCOOPS