インフィニティがデトロイトMS2019にて発表するオールEVクロスオーバーコンセプトのティーザー画像を公開。とりあえず市販車を販売する気はゼロ

2020-12-18

インフィニティが新たなコンセプトモデルを発表へ→ところで市販モデルはいつ発表される?

来年の2019年1月より開催のアメリカ・デトロイトモーターショー2019にて、インフィニティが全く新しいEVプラットフォームをベースにしたオールエレクトリッククロスオーバーコンセプトを発表することがわかり、加えてそのデザインを示すティーザー画像が公開されています。

今回発表されるオールエレクトリッククロスオーバーコンセプトについて、インフィニティは”電化のための新しい形のデザイン言語と日本のDNAが溶け込んでいる”とちょっと意味不明な説明しています。


仕上がりは上々…っで、市販化はどうなるの?

未だ正式名称が確定していないこのコンセプトモデルですが、ティーザー画像を確認する限り、スポーティでスリムなLEDヘッドライトと”INFINITI”のロゴがセンターに貼付されたグリルフレーム、フロントガラスからルーフに向かってクーペのような緩やかな傾斜をもつラップアラウンドデザイン、そしてこのティーザー画像では確認できませんが、リヤビューカメラや顕著なリヤハッチ、ワイドに膨らんだホイールアーチ、ダイナミック且つ大口径のアルミホイール等、オールEVであってもスポーティさを全く忘れないアグレッシブな完成度と言えそうです。

インフィニティのエグゼクティブ・デザインディレクターであるKarim Habib氏によれば、「デトロイトにて出展するコンセプトカーは、インフィニティにとって新たな時代の始まりであり、このブランドと共に歩んできたこれまでの結晶が、このティーザー画像に描かれている。そして電化やその他の新技術により、私たちはデザイン哲学を発展させるチャンスを得ることができました」と熱い想いを語っていますが、冷静に考えてみれば市販化する気の無いモデルあることは確実。

あくまでも将来的にこういったオールEVクロスオーバーを販売したいという意思表示なわけですから、そこまで驚くようなモデルでもなさそうです。

あくまで理想論を語るインフィニティ。やっぱり市販化を目指す意志は無さそう

なおインフィニティよれば、新しいEVプラットフォームの採用により、クロスオーバーだけでなくセダンにも展開できる応用力のある技術力を持ち、更にはラウンジのようなインテリアとサポート技術を併せ持つと自信を持っていますが、もう一度冷静になって考えてみたら、これはあくまでもコンセプトモデル。

現時点では市販化する気ゼロの個体となるため、本当にこうした技術がそのまま量産モデルへと展開されるかは一切不明となっています。

またインフィニティは、上記のコンセプトモデル以外にも、ペブルビーチにて出展した「Prototype 10 Pebble Beach COncept」も出展予定となっています(結局コンセプトかい!)。

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Reference:CARSCOOPS