世界でも希少な一台。現在僅か4台しか存在しないチューニングモデル・日産スカイラインGT-R R32 HKS Zero-Rって知ってる?
意外と知られていなかったHKSカスタムのR32スカイラインGT-Rのコンプリートモデル
1989年から1994年に製造された日産スカイラインGT-R R32 (Nissan SKYLINE GT-R R32)をベースに、1994年にHKSがカスタムしたコンプリートチューニングモデル・スカイラインR32 HKS Zero-Rを発表しました。
このモデルは、世界限定で僅か10台のみ製造されたものの、その内6台はその過激すぎるスペックにより操作ミスでの事故や過激な使用でのブロー等により廃車となり、現在残っているのは僅か4台のみとなっています。
しかもその内の3台は日本に存在し、今回動画にて登場している残り1台がブルネイ(しかも僅か1台のみの左ハンドル)にて存在しています。
最高出力は当時の日本車ではトップクラスの600馬力!
このスカイラインR32 HKS Zero-Rと、通常のスカイラインGT-Rとの大きな違いは、2ドア4シーターではなく、2シーターのみということ。
つまり、リヤシート側には燃料タンクスペースが設けられ、これにより質量はアップするものの、それだけのパワーが飛躍的に向上しているため十分カバーできているとのこと。
ちなみにRB26DETTの強力なエンジンも相まって、最高出力は当時国産スポーツカーとしてはトップクラスとなる600hpを発揮。
フェラーリ・ポルトフィーノやローマに匹敵するパワーを持ちます。
足元のホイールには、クロームメッキ仕上げのSSRホイールを装着。
加えてリアには、デュアルエキゾーストシステムをインストール、従来モデルよりも軽量化、室内装備のほとんどがHKS製となります。
写真では見えにくいですが、リヤウィングは2重式になっていて、空力特性を向上させているみたいです。
【Skyline R32 HKS Zero R – Rare only 10 in the world】