トヨタ・新型「RAV4」に激似のフォード「エコスポーツ(EcoSport)」。実は車1台分のカーペットに470個分の使い捨てペットボトルが再利用されている超絶エコモデルという事実【動画有】

2020-05-27

~マイナーなモデルだけど海外ではかなり大人気の「エコスポーツ」~

フォードが販売する2代目のコンパクトクロスオーバーモデル「エコスポーツ(EcoSport)」。
2018年モデルとしてフェイスリフト版が販売されていますが、そのフロントフェイスがトヨタの新型ミドルサイズSUV「RAV4」に非常に良く似ていると話題に。

細々見ていくと異なる部分は結構あるとは思いますが、フロントヘッドライトのハウジング形状や、フロントグリルデザインは結構似ていると言いますは…特徴を良く捉えているような印象を受けますね。


~「エコスポーツ」にはペットボトルを上手く再利用した”エコモデル”~

そんな「エコスポーツ」ですが、その車種名にもある通り意外と知られていない事実として、このモデル1台あたりに470個分の使い捨てペットボトルを再利用することで生成可能なカーペットが採用されています。
この技術は、2012年の2代目から採用されているとのことで、これまで500mLのペットボトルを6億5,000万個以上再利用してきました。

もちろん、「エコスポーツ」に限らず1993年より販売スタートした「モンデオ」にも再利用されていて、このモデル分も含めると過去20年ほどでトータル12億本の500mLペットボトルを再利用してきたとのこと。

これについてフォードモーターカンパニーは、「消費者は、プラスチック容器をしっかりとゴミ箱に捨てるように意識を高めている。こうした意識を下げることなく、私たちはリサイクル及び再生可能な材料の割合を増やすことで、より良い環境を作り出していく必要がある。そのためにも、ペットボトルを活用したカーペットづくりは絶対に今後も必要になってくる」と説明。

ちなみに、ペットボトルから自動車用カーペットに変えるためには、ボトルとキャップを細かく裁断する必要があり、そこから260度に加熱して溶融することで、髪の毛1本分程の繊維が形成されるとのこと。
この繊維を複数により合せることによって糸のように紡ぐことが可能になり、一つのカーペットとして作り上げることが可能となっています。

【Turning plastic bottles into carpets】

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Reference:motor1.com