コンディション抜群のランチア・ストラトス・ストラダーレが競売へ!僅か492台しか製造されなかった希少モデル…気になる落札価格は?
極上のコンディションを持つストラトス・ストラダーレがオークションに登場!
RMサザビーズオークションにて、ランチアが僅か492台のみ製造したストラダーレ量産モデルとなるストラトス・ストラダーレ(Lancia Stratos Stradale)が出品されることがわかりました。
今回のモデルは、これまでに存在したグループB最大のアイコンとも言われていて、恐らく公道仕様モデルでここまでコンディションが抜群で、自走もバリバリ可能とする個体は非常に稀ともいわれているので、相当な注目が寄せられる一台になるでしょう。
ボディカラーはランチアの象徴ともいえるロッソ・ストラダーレ
今回の出品元となるGirardo&Co.の情報によれば、1977年後半に製造された個体ということで、2001年に666UKに移行する前にオーストリアにて最初に納車された貴重モデルとなります。
その他の気になる情報としては、ボディカラーが非常に有名なロッソ・ストラトス(Rosso Stratos)で、内装はハバナシート、およびナンバーマッチングエンジンへと変換されています。
外観を見ていくと、非常にシャープでエッジの効いたボディを持ち、元々ラリーベースで設計されていたものを公道仕様へと変換させたマルチェロ・ガンディーニ氏の自信作でもあるため、今でもこのデザインは多くのジャーナリストからも称賛されていますし、何よりも現代版として蘇ったニュー・ストラトス(New Stratos)にも上手く継承されたボディとなっています。
エンジンはフィアットの意向としてフェラーリ製を採用
パワートレインは、フェラーリ「ディーノ」より供給された排気量2.4L V型6気筒エンジンを搭載し、最高出力200hpを発揮(レーシングモデルは300hpを発揮)。
トランスミッションは5速MTを搭載します。
なお、外観やインテリア、エンジン関係といった全てのパーツについては、2014年に全て徹底的にメンテナンスされ、更には同年にロッソ・ストラトスのボディカラーを全塗装し直しています。
その後2017年にはメカニカルな部分においてもメンテナンスが更に加えられているため、現在においても全く問題なく自走が可能になっているとのことです。
気になる予想落札価格についてですが、現時点では全く明らかにされていないものの、噂では約5,000万円に到達するのではないか?といわれています。
【MAT New Stratos vs. Superformance GT40 vs. Nissan GT-R Track Edition—Head 2 Head Preview Ep. 113】
ちなみにコチラは、2018年にManifattura Automobili Torino(MAT)とNew Statos Gbrの共同開発によって誕生した、フェラーリ430スクーデリアをベースに世界限定25台のみ発売のニュー・ストラトスのインプレッション動画。
非常に軽快なハンドリングを可能とし、ドリフトも非常に容易とのことです。
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Reference:CARSCOOPS