日産の新型フェアレディZの価格は約4万ドル(約440万円)と報道。競合と予想のフォード・マスタングやトヨタGRスープラ等、おススメ2ドアクーペ達をチェック
新型フェアレディZの注目度はかなり高め!北米市場でも2ドアクーペ市場を盛り上げてくれそうだ
さてさて、2022年春頃に北米市場にて発売予定/2021年冬頃に日本市場にて発売予定となっている日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z)。
残念ながら、欧州市場については騒音・排ガス規制などの絡みで市販化される予定はありませんが、ピュアEVや電動化、水素燃料電池などを用いた自動車の市販化が目まぐるしい中、敢えて純ガソリンエンジン(しかも排気量3.0L V型6気筒ツインターボエンジン)と9速AT/6速MTをラインナップする2ドアクーペを発表してきた日産。
周りの動きに流されず、日産独自の考えと技術を貫き通す姿勢に尊敬するばかりですが、このモデルが車両本体価格が約4万ドル(日本円にして約440万円)と報道されています。
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約4万ドルと報道されるには様々な背景があるわけですが、このモデルを検討するに辺り、他にどのような魅力的な2ドアクーペがあるか?を紹介するメディアが多数。
今回は、海外カーメディアCARSCOOPSが紹介する2ドアスポーツクーペ9車種をチェックしていきたいと思います。
①:フォード・マスタングGT
まずはフォード・マスタングGTプレミアムファストバック(Ford Mustang GT Premium Fastback)。
世界で最も売れている2ドアスポーツカーの代表ともいえる一台ですが、新型フェアレディZにほぼ近しい価格帯(約442万円/40,285ドル)でありながらも、パワートレインは排気量5.0L V型8気筒エンジンを搭載。
日本のように排気量と自動車税を気にしなくても良いというところも大きなメリットですが、本当に新型フェアレディZに近い価格帯であれば、マスタングGTは最も理想的なスポーツモデルなのかもしれません。
②:BMW230iクーペ
続いてはBMWのフルモデルチェンジ版・新型2シリーズクーペ(230iクーペ)。
昨今のBMWの特徴的なアイコンの一つでもある巨大縦型キドニーグリルではなく、コンパクトで水平貴重なデザインが印象的ですが、価格帯も約400万円(36,350ドル)と中々に魅力的。
パワートレインも排気量2.0L 直列4気筒エンジンと、新型フェアレディZに比べて劣る部分はありますが、そこまでのパワーを求めず、気軽且つ先進的な機能を備える2ドアクーペということであれば、230iクーペはおススメかもしれません。
③:トヨタGRスープラ
やはり新型フェアレディZ最大のライバルになるであろうトヨタ新型GRスープラ(Toyota GR Supra)。
ただコストという面ではGRスープラの方が高く、排気量2.0L 直列4気筒ツインスクロールターボエンジンを搭載したエントリーモデルでさえも、約473万円(43,090ドル)と中々に高額。
プラットフォームやエンジン、そして内装までもほとんどがBMW製となり、マニュアルトランスミッション(6速MT)の設定も無いため、さすがに競合と呼ぶにはちょっと厳しいものがあるかも?
④:ダッジチャレンジャーR/Tスキャットパック
続いてはフォード・マスタングに続くアメ車の代表格とも言うべき、ダッジ・チャレンジャーR/Tスキャットパック(Dodge Challenger R/T Scatpack)。
価格帯としては約457万円(41,645ドル)と、GRスープラよりは安価ではあるものの、それよりも大きな特徴はアメ車特有の大排気量エンジン。
排気量6.4L V型8気筒エンジンを搭載しながらも、400万円台で購入できるというところにダッジの本気度が伝わってきますし、より過激でダイナミックなドロドロサウンドを楽しみたい場合は、チャレンジャーがオススメかもしれません。
この他にも新型フェアレディZとライバルになる、もしくは別の検討に含まれそうな2ドアクーペ(オープン)モデルは、以下の次のページにてチェック!