ホンダが新たなるEVコンセプトカー「スカイルーム(Skyroom)」を発表。自動運転による利便性と快適性を両立した「走る憩いの場」
~ホンダは少しずつEVモデルのラインナップ拡大を進めている~
先日開催されたフランクフルトモーターショー2019にて、ホンダが新たなピュアEVモデル「ホンダe(Honda e)」を発表しましたが、今度は30年先を想定した未来型EVコンセプトモデル「スカイルーム・コンセプト(Honda Skyroom Concept)」を世界初公開しました。
~車内の快適性を高めるために最大限の工夫を施した未来のクルマ~
このモデルは、現在ホンダが多額の投資を行っている未来のテクノロジーモデルで、世界的にも有名なデザイナーであるDahye Jeong氏によって描かれた”市販化を目指した”コンセプトデザインとなります。
何だか航空会社のような名前を持つ「スカイルーム・コンセプト」ですが、このモデルは汎用性と快適性を両立するラグジュアリーな一台で、パワートレインについては振動や騒音を一切発しない電動モータとバッテリを搭載し、更には前後の車軸を車両の端にまで移動することのできる非常にフレキシブルな構造になっています。
そういった影響もあって、車体自体は非常にコンパクトなのに、インテリアはかなり広々としていて快適且つ”憩いの場”としては非常にピッタリな一台ではないかと思いますね。
車両自体は長方形の形状をしていて、現代の車内のほとんどが長方形の形状をキープしていると思いますが、「スカイルーム・コンセプト」は長方形ではなく円形を採用し、トップルーフは平たくなっているので、常に同じ高さの天井となっています(しかも天井はパノラマガラスなので開放感もある)。
この形状を採用することで、車内にはソファやベッドに囲まれたユニークなキャビンを実現することが可能となり、リラックスした空間を提供することが可能となります。
なお、このモデルがどのタイミングで実車を発表するかは不明であるものの、直近にて開催される東京モーターショー2019にて出展する可能性は限りなく低いとのこと。
もしかすると、来年3月に開催される予定のスイス・ジュネーブモーターショー2020にて世界初公開されるかもしれません。
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Reference:CARSCOOPS