僅か2か月で計4度のリコール?!プジョー新型「508」にリコール2連発、テールゲートやスティフナプレートに不具合アリ

2020-05-27

~プジョー大丈夫か?フラッグシップ「508」にまたもやリコール~

2019年8月にリコール2連発を発令したプジョー新型「508」ですが、2か月経たずして同車にまたもやリコール2連発(計4度のリコール)が発生。

▽▼▽関連記事▽▼▽

まず一つ目は、テールゲートストラットの取付部において、部品特性の検証が不十分なため、テールゲート開閉時にテールゲートストラットとテールゲートが干渉するものがあるとのこと。
そのため、取付部に負荷がかかり、テールゲートストラットが取付部から外れ、最悪の場合、テールゲートが落下するおそれがあるとしてリコールを発令。

~対象モデルをしっかりとチェックしていこう!~

なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は発生していないものの、不具合は既に3件発生しており、市場からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[新型「508」]
・3BA-R85G06/VR3F35GFRJY215559~VR3F35GFRKY027964/平成31年2月2日~平成31年4月9日/94台

・3DA-R8AH01/VR3FHEHZRJY182906~VR3FHEHZRKY028136/平成31年2月20日~平成31年4月9日/198台

改善措置としては、全車両、テールゲートストラットとテールゲートのクリアランスを点検し、干渉している場合はテールゲートストラットの取付部の位置を変更す。なお、テールゲートストラットの取付部に損傷がある場合は新品に交換するリコール作業を実施するとのことです。


~ブレーキ制動が低下し事故する恐れも~

続いてはプジョー「508/DS7」の2車種・計510台にリコール。

エンジンルームと車室との隔壁において、右ハンドル車の製造工程プログラムが不適切なため、スティフナプレートが装着されていないとのこと。
そのため、使用過程で隔壁パネルが変形し、ブレーキペダルの踏力がブレーキマスターシリンダーに伝わらず、最悪の場合、ブレーキ性能が低下するおそれがあるとしてリコールを発令しています。

~対象モデルをしっかりとチェックしていこう!~

なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故及び不具合については発生していないとのことで、本国メーカのからの情報により明らかになったとのこと。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[新型「508」]
・3BA-R85G06/VR3F35GFRJY215559~VR3F35GFRKY027964/平成31年2月2日~平成31年3月19日/56台

・3DA-R8AH01/VR3FHEHZRJY182906~VR3FHEHZRKY028124/平成31年2月20日~平成31年3月19日/118台

[DS「DS7」]
・ABA-X745G06/VR1J45GGRJY002995~VR1J45GGRJY192599/平成30年5月28日~平成31年3月19日/151台

・LDA-X74AH01/VR1JJEHZRHY161620~VR1JJEHZRJY200316/平成30年7月13日~平成31年3月19日/185台

改善措置しては、全車両、スティフナプレートを取付けるとのことです。

☆★☆直近のリコール関連記事10選はコチラ!☆★☆

Reference:国土交通省①国土交通省②