三菱・新型「エクスパンダー・クロス」が世界初公開!ファミリー向けを意識したミニバンとSUVのハーフモデル、気になる日本での発売は?

2020-05-27

~遂に新型「エクスパンダー・クロス」が世界初公開!~

11月12日、三菱はマイナーチェンジ版・新型クロスオーバーMPVとなる「エクスパンダー・クロス(Mitsubishi Xpander Cross)」を世界初公開しました。
このモデルは、MPVモデルとなる「エクスパンダー」をベースにクロスオーバーテイストを加味した新しい一台で、ファミリー層を意識しながらもミニバンとしてだけでなく、オフロードでの走りにも特化したSUVとしての側面も持つ”ハーフ”モデルとして販売されます。

こうしたハーフモデルといえば、ルノー「セニックXMOD」やダチア「ロッジー・ステップウェイ」が思い浮かびますが、「エクスパンダー・クロス」は、広々とした3列シート・7人乗りを実現する実用性も大きく高めた一台となります。


~「エクスパンダー」に続いて、更なるベストセラーモデルを狙う一台~

なおベースとなる「エクスパンダー」については、三菱にとって4番目のベストセラーモデルとなり、2018年度には104,000台を販売するなど、非常に好調なモデルとなっています。

今回の新型「エクスパンダー・クロス」では、クロスオーバーテイストを加味することで、より幅広い客層に浸透してもらえるように様々な工夫を施しているそうです。
特にその中でも三菱の力強い足回りをPRすべく、オフロードでの走りを体感できるように最低地上高を20mmアップ(225mm)させたり、フェンダーモールの加味、17インチアルミホイール、シルバールーフレールといった工夫が施されています。

~インテリアも非常に広々。ところで日本での市販化の予定は?~

インテリアは非常にシンプルながらも、基本的には「エクスパンダー」と共通化させているものがほとんど。
ですが、3列シートタイプとしては非常に広々とした空間を確保しているとのこと。

2列目以降のレイアウトはこんな感じ。
2列目は60:40の分割折り畳み式となり、3列目は50:50の分割折り畳み式を採用しています。
なお、多くの荷物を載せたい場合は3列目シートを倒せばより多くのトランク容量を確保することができるので実用性は非常に高いと思いますね。

パワートレインについては、排気量1.5L自然吸気エンジンを搭載し、最高出力103hp/最大トルク141Nmを発揮。
トランスミッションは5速MT/4速ATの何れかから選択が可能になっています。

なおこのモデルは、東南アジア諸国をメインに販売されるとのことですが、肝心の日本市場での発売は全く予定されていないとのことです(三菱ディーラ情報より)。

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Reference:MITSUBISHI, CARSCOOPS