スバル「XV/フォレスター」の2車種・約8万台に大量リコール2連発!最悪の場合、エンジン停止と足回り破損の恐れアリ

2020-05-27

~最悪の場合、エンジンが停止する恐れも~

スバル「XV/フォレスター」の2車種・合計14,433台にリコール。

リコールの内容としては、ブローバイガス還元装置において、PCVバルブの材質が不適切なため、クランクケース接続部の耐久性が不足しているものがあるとのこと。
そのため、当該接続部の破損により燃焼室にエンジンオイルが浸入し燃焼、マフラーから多量の白煙が発生して、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがあるとしてリコールを発令しています。

~対象モデルをしっかりとチェックしていこう!~

なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は発生していないものの、不具合は既に1件発生していて、市場からの情報により明らかになったとのこと。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[XV]
・5AA-GTE/GTE-002017 ~ GTE-002741/平成 30 年 9 月 12 日 ~ 平成 30 年 10 月 16 日/516台

[フォレスター]
・5AA-SKE/SKE-002027 ~ SKE-006183/平成 30 年 8 月 24 日 ~ 平成 30 年 10 月 17 日/4,041台

・5BA-SK9/SK9-002033 ~ SK9-012371/平成 30 年 7 月 3 日 ~ 平成 30 年 10 月 22 日/9,876台

改善措置としては、全車両、PCVバルブを対策品に交換するリコール作業を実施するとのことです。


~最悪の場合足回りが破損して走行できない恐れも?~

続いてはスバル「フォレスター」の1車種のみ・計66,910台の大量リコール。

リコール内容としては、リヤサスペンションのコイルスプリングにおいて、鋼材と塗装仕様の組合せが不適切なため、コイルスプリング下部とショックアブソーバーのスプリングシート部に石等が噛みこんで塗膜が損傷するとコイルスプリングが腐食することがあるとのこと。
そのため腐食が進行し、最悪の場合、コイルスプリングが折損するおそれがあるとしてリコールを発令しています。

~対象モデルをしっかりとチェックしていこう!~

なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は発生していないものの、不具合は既に374件発生していて、市場からの情報により明らかになったとのこと。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[フォレスター]
・DBA-SJ5/SJ5-012235 ~SJ5-068147/平成 25 年 3 月 25 日~平成 27 年 10 月 20 日/49,162台

・DBA-SJG/SJG-007986 ~SJG-028954/平成 25 年 3 月 25 日~平成 27 年 10 月 20 日/17,748台

改善措置としては、全車両、リヤコイルスプリングを点検し該当するものはリヤコイルスプリングを対策品に交換するリコール作業を実施するとのことです。

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Reference:国土交通省①国土交通省②