レクサス「GS/GS F」が2020年9月に販売終了へ。ビッグマイナーチェンジ版・新型「IS」が秋ごろに発売予定、そして「LC F」も…
~まさか2020年内に本当に「GS」が販売終了となるとは…~
さて、以前より何かと噂されていたレクサスのミドルサイズセダン「GS300/GS300h/GS350/GS450h」と、ハイパフォーマンスセダン「GS F」が2020年9月に販売終了することが明らかとなりました。
本日、いつもお世話になっているレクサス・ディーラに訪問し、次期愛車に関して粛々と話を進めていたところ、たまたま「GS」に関する話になったのですが、1993年より約27年間にわたって販売されてきた後輪駆動(FR)/四輪駆動(4WD)セダンも人気が低迷していることに加え、前輪駆動(FF)セダンをメインとした「ES300h」の売れ行きも好調ということで、コチラを積極的に販売していくとのこと。
このほかにもチラッとだけディーラよりお聞きしているのが、年内にはオープンスポーツクーペの「LCコンバーチブル」が日本市場にも導入され、加えてハイパフォーマンス仕様の「LC F」も導入される予定とのこと(「LC F」は年明けにズレ込むなどの情報もありますが…)。
~一方でコンパクトスポーツセダン「IS」は秋ごろにビッグマイナーチェンジへ~
一方で、2020年秋ごろにビッグマイナーチェンジ予定となっている新型「IS」ですが、こちらも少しずつ情報が展開されており、しかしスタッフマニュアルなどは未だ配布されていないとのこと。
ここからは前回のビッグマイナーチェンジ情報のおさらいにはなりますが、現時点で判明している情報としては、フロントフェイスが一部変更されるとのことで、特にスピンドルグリルについては、非F SPORTであってもF SPORTであってもメッシュグリルになることが判明しています。
厳密に言うと、新型「RX/RC/UX/CT/LC」のように、非F SPORTグレードはドットデザインのグリルが採用され、F SPORTグレードでは従来通りのメッシュが採用されるとのこと。
またフロントヘッドライトのデザインも一部変更されるとのことですが、フロント・リヤウィンカーが流れるタイプのシーケンシャルウィンカーになるとの情報は入っていないため、おそらく点滅のままではないかと推測。
続いてインテリアについてですが、ナビゲーションディスプレイは特にサイズ変更無しとなる10.3インチが採用されますが、マイナーチェンジ版・新型「RX」同様にナビゲーション位置が10センチ程手前に移動され、リモートコントロールだけでなくタッチスクリーンも利用可能になるとのこと。
そしてリモートコントロールについては、「IS」ではマウスのようなジョイスティックタイプでしたが、今回のビッグマイナーチェンジによりタッチパッド式(指でなぞるヤツ)が採用されるとのこと。
今後のレクサスモデルでは、タッチパッド式が積極的に採用されていきますが、ジョイスティックタイプを気に入っていた方にとってはちょっと残念な内容ではありますね。
~近年のトレンドにもなっている電動パーキングブレーキ&ブレーキホールド機能も搭載へ。新型「IS F」は登場するのか?~
そして今回のビッグマイナーチェンジによる最も大きな変更点となるであろうサイドブレーキですが、遂にフット式ではなく電動パーキングブレーキが採用されるとのこと。
これに加えて、オートブレーキホールドも採用されることになりますが、これまでフット式のサイドブレーキを搭載していたのは「CT/RC/IS」で、ここに不満を持っていた方も多いでしょうし、更に商品力を高めることになるでしょうね。
あとはレクサスの安全予防システムとなるLexus Safety System+(LSS+)が新世代へとアップグレードされますが、価格帯もそれなりにアップ(多分+20万円ほど)することは間違いないでしょうし、それ以上のプレミアム感と品質も向上するので、今回は期待のできる一台ではないかと思いますね。
なお、自動車情報誌ベストカーが度々報道している新型「IS F」登場説についてですが、これについてはまだ何も情報が入っておらず、レクサスディーラも「IS Fが復活するとの予定は一切聞いていない」とのことです。