マイナーチェンジ版・レクサス新型「LS500/LS500h」が2020年秋に登場することが判明。「ES」とのデザイン差別化、トヨタ・レクサス初の装備も?!
~気が付けば「LS」もフルモデルチェンジして3年目を迎える~
先日、私の所有するレクサス「NX300h F SPORT」をいつもお世話になっているレクサスディーラーさんにて洗車していただいている間、担当セールスさんよりフラッグシップセダンの「LS500/LS500h」が2020年秋ごろ(10月以降)にマイナーチェンジするとの情報を頂きました。
▽▼▽関連記事▽▼▽
既に「LS」を所有するオーナー様何人かには情報提供しているそうで、先行予約などの受付けはしていないものの、8月もしくは9月ぐらいより詳細となる情報やグレード別の価格帯、見積もり作成、そして先行予約が可能になるとのことです。
そして2020年秋ごろに「LS」がマイナーチェンジを控える理由としては、このモデルのフルモデルチェンジが2017年10月に行われたことと、今年で5代目が3年目を迎えたという流れから、デザイン性の見直しと新機能追加、安全装備の強化などを行い、更なる商品力の向上を目指した一台になるためと言われています。
早速どういった部分が変更され、アップグレードされるのかを確認していきましょう。
~早速新型「LS」の変更内容を見ていこう~
①:フロントヘッドライトのデザイン変更
今回のマイナーチェンジにより、「LS」のフロント・リヤヘッドライトのデザインが変更されるとのこと。
具体的にどういったデザインに変更されるかまではわからないそうですが、現在販売が好調なミドルサイズセダン「ES300h」と顔つきが似ていることから、このデザインとの差別化並びに更なるラグジュアリー性を高めたものに仕上げるとのこと。
ただ、フロントのスピンドルグリルについては特に変化は加えないとのことなので、この辺りは「ES」と差別化を図れない部分かもしれません。
※ミドルサイズセダン「GS300/GS300h/GS350/GS450h」は6月で製造並びに受注をストップし、正式に生産終了することが決定。「GS F」も生産終了を予定しているとのこと
そしてこちらがミドルサイズセダンの「ES300h」。
確かに三眼LEDヘッドライトやLEDデイタイムランニングライト、そしてL字を連ねたスピンドルグリルは「LS」と似ているところがありますね。
正直遠目から見てどちらが「LS/ES」なのかがわからないのはちょっとマイナス評価かも。
②:リヤテールランプのデザイン変更
続いてリヤデザインですが、こちらはリヤバンパーの一部デザイン変更に加えて、リヤテールランプも変更が加えられる模様。
このあたりのデザイン性は、マイナーチェンジ後の「RX」に似ている部分があるとして、更なる差別化を図るとのことですが、もしかすると「LC」のような合わせ鏡を用いたリヤテールランプになる可能性が高そうですね。
もちろん、フロント・リヤのウィンカーは流れるタイプのシーケンシャルを採用するものの、流れ方についても少し変化が入るかもしれないとのこと。
加えてフロントヘッドライトには、新型「RX」と同じブレードスキャン・アダプティブハイビーム(ADB)システムも標準装備されるとのことなので、ドライバーが夜道をより安全に運転するための機能として活用されることは間違いないと思います。
③:ナビゲーションディスプレイのタッチ操作が可能に
続いてインテリアですが、これはマイナーチェンジ版・新型「RX」や2020年秋ごろにビッグマイナーチェンジ予定となっている新型「IS」にも設定されるタッチ操作も可能な12.3インチナビゲーションディスプレイが採用されるとのことで、これに加えてディスプレイの位置ももう少し手前に移動し、更にはApple CarPlay/Android Autoも対応するとのこと。
このほかにも、エアコンのスイッチ類があまりにもチープなので、より高級感を加味する意味で変更が加えられるそうです。
④:謎の新機能「OTA」とは?
最後はレクサスとしてもトヨタとしても初となるOver The Air(OTA)が設定可能になるとのこと。
具体的な情報はまだ明らかになっていないものの、テスラのようにわざわざディーラーに訪問しなくとも、プログラム・ソフトウェアに関するアップデートをリモート操作もしくは専用アプリにて行うことができるという優れものだそうです。
こうした便利機能を活用することで、レクサスディーラーに電話・予約する手間もなく、ディーラーに訪問する必要もないので時間を有効的に活用することができます。
是非とも「LS」を筆頭に他のモデルでも積極的に採用してほしいところですね。