オーナーはワイルド・スピード好き?ヴェイルサイド仕様のマツダRX-7に似たカラーリングを持つパガーニ・ゾンダチンクエが雪道を走る衝撃映像【動画有】

2021-11-05

ボディカラーだけでなく用途もぶっ飛んだゾンダチンクエが登場

パガーニが1999年から製造し続け、そのほとんどがワンオフモデルという非常に珍しいゾンダ(Pagani Zonda)ですが、今回はクーペスタイルで僅か5台のみ製造されたゾンダチンクエ(Zonda Cinque)をご紹介。

イタリア語で”5”を意味するチンクエですが、限定5台ともかけており、更にオープンモデルのゾンダチンクエ・ロードスターも同様に限定5台のみ販売されました。

現在の中古相場としては、約11億円ととんでもない価値を持つ一台ですが、その中でもオレンジとブラックのカーボンボディにて仕上げられたゾンダチンクエは非常に個性的で、恐らく5台の中で最も積極的に使用されている一台ではないかと思います。


あのハンが乗っていたヴェイルサイド仕様のRX-7をイメージさせる一台

そして最も驚くべきはそのボディカラー。

明らかに映画「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」に登場する、ハンが乗っていたヴェイルサイド仕様のマツダRX-7(FD3S型)をイメージさせるデザインで、まさかこのカラーリングがゾンダチンクエに設定されていたのは驚きでした。

オーナーはおそらく相当なワイスピ好きだと考えられますね。

ちなみに、このモデル以外にも世界限定500台販売されたマクラーレン・セナ(McLaren Senna)でも同様のカラーにペイントされた個体が納車され、大きな話題を呼びましたね。

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ちなみにこちらが本物のヴェイルサイド仕様にカスタムされたモデル。

とてもベースがRX-7とは思えないほどの変貌っぷりですね。

欧州の雪道を走行するゾンダチンクエ。

中古相場価格10億円を超える高額車両にて、今にもスリップしそうな路面の上を走行するという挑戦心は尊敬モノだと思います。

ちなみにこのモデル、香港のパガーニ・ディーラーであるSPSの要望にて製作された特別なモデルとなるため、元々は右ハンドル仕様で納車されたのですが、欧州のオーナーが購入した後、何と右ハンドル仕様から左ハンドル仕様へと改造。

これだけでもとんでもない改造費用が発生したそうです。

気になるパワートレインについてですが、排気量7.3L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力669hpを発揮。駆動方式は後輪駆動(MR)のみをラインナップします。

【MANUAL Pagani Zonda Cinque INSANE V12 SOUNDS!!】

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Reference:CARSCOOPS