【確かにカッコいいけど…】マツダのパクりモデルを量産してきたMGが、今度は中国市場向けにセアト「レオン」のパクリモデル「MG6」を発表。
~中国企業の傘下に入ってからデザインの方向性がおかしくなっている?~
かつてはイギリスのスポーツカーブランドとして高い人気を得たMG(Morris Garages)ですが、中国の上海汽車グループの傘下に入ってからはマツダ「アテンザ(Mazda Atenza)/CX-5」等に非常に酷似したコピーモデルを製造するようになり、そのイメージは大きく崩壊。
そして今回、新たに中国市場向けに発表された4ドアセダンの新型「MG6」が、セアト「レオン(Seat Leon)」に非常に酷似しているとして発売前から大きな批判を浴びています。
今回発表された「MG6」は、2017年9月に新世代モデルとして発表され、Roewe i6と同じプラットフォームを採用した充実度の高い4ドアセダンですが、今回はマイナーチェンジ版として諸々のデザインや質感が向上しています。
特にフロントマスクは非常にシャープになり、アグレッシブなフロントヘッドライトとメッシュパターンを備えたハニカムフロントグリル、大口化されたインテークグリルを採用することで、先代よりも更にスポーティに進化しています。
~気になるセアト「レオン」のフロントマスクも見ていこう~
ちなみにこちらがセアト「レオン」。
フォルクスワーゲングループの傘下に入るスペインの自動車メーカーですね。
確かに雰囲気はよく似ていますが、細かなデザインを見ていくとそうでもなかったり?
こちらはリヤデザイン。
リヤテールランプは、どことなくメルセデスベンツやプジョーっぽいデザイン言語を採用しており、その下には楕円形の大口径エキゾーストパイプをインストール。
リヤバンパーデザインはワイドに演出され、ダックテールスポイラーも設けられてかなりスポーティに仕上がっていますね。
ちなみにオプションにて、ボディカラーと同色の固定式リヤウィングや、ブラックペイント処理されたリヤガーニッシュ、メッシュグリルではない新しいデザインのグリル等、よりスポーティさを際立たせるパッケージングオプションも充実。
気になるパワートレインですが、排気量1.5L 直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力180psを発揮するとのこと。
プラグインハイブリッド(PHV)システムも採用される予定とのことですが、噂によれば排気量1.0L 直列3気筒ガソリンエンジン+電気モーターとリチウムイオンバッテリーを組み合わせることで、システム総出力228ps/最大トルク622Nmを発揮するハイスペック仕様になるようです。
発売時期については、例の社会問題の影響はあるものの半年以内になるとのことなので、おそらく10月~11月に登場するのではないかと思われます。
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Reference:CARSCOOPS