【悲報】マイナーチェンジ版・日産の新型「キックス」が新型コ〇ナの影響により発売日延期へ。一体いつに発売になる?新型車発売による顧客の反応は?

2020-05-27

~日産は本当にタイミングにも恵まれていない~

さて、元々5月20日(水)に発表、6月3日(水)に発売スタート予定となっていた日産のマイナーチェンジ版・新型「キックス(Nissan New Kicks)」ですが、どうやら新型コ〇ナの影響により発表・発売日が延期となったことが明らかとなりました。

先日、いつもお世話になっている日産ディーラーにて確認したところ、正式にメーカーの方から発表・発売日を6月15日(月)に延期するとの通知があったそうで、これに伴い見積もり作成時期やカタログ配布時期なども全て後倒しになってしまったとのこと。

日本国内市場においては、日産としてかなり久々となる新型乗用車の発表・発売だっただけに、かなり不安の残る”幸先の悪いスタート”になりそうです。


~日産としては非常に複雑な想いが複数重なっているようだ~

今回日産より発売される新型「キックス」ですが、担当セールスさんの印象としては”ようやく新型車が発表されるので、軽自動車以外のクルマを積極的に進めていきたい”という気持ちがある一方、製造元はタイになるため、日本市場の求める信頼性や耐久性、品質は守られるのか?といった不安があるのはもちろんのこと、2020年8月30日に発売予定となっているトヨタの新型「ヤリス・クロス(Toyota New Yaris Cross)」が待ち構えているため、お客さんがそこに持っていかれないかとても不安とのこと。

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もちろん、一番の不安は新型コ〇ナによる不況で、経済的にも車が買いにくい状況にあるため、新型車どころでもないし、中古車の買取り市場も非常に切迫した状況にあるため、新型「キックス」が注目されるのか?といった不安も重なっているそうです(この不安に関してはどのメーカーも同じだと思いますが…)。

なお、私がいつもお世話になっている日産ディーラーでは、新型「キックス」の値引き・割引きサービスを可能な限り行っていきたいとのことで、本来であれば新型車は3~5万円の値引きで渋るところを、思い切って10万円以上にしたいとの考えもあるそうです。

~新型「キックス」では電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドが標準装備に!~

あと、これは前回のブログでもお伝えした通り、新型「キックス」には電動パーキングブレーキとオートブレーキホールド機能、更にはプロパイロットシステムが全車標準装備されることが明らかになっています。
但し、プロパイロットシステム(ProPilot)についてはビッグマイナーチェンジ版・新型「スカイライン(Skyline)」に搭載されるハンズオフドライブ機能(手放し運転)は搭載されていないとのことなので、プロパイロット2.0ではないことは予めご了承ください。

気になる新型「キックス」の価格帯は?

そして新型「キックス」のグレード別価格帯は以下の通り。

【新型「キックス」グレード別価格帯一覧(10%税込み)】

・X[2WDのみ]:2,759,900円
・Xツートンエディション[2WDのみ]:2,869,900円

意外にもXツートンエディションは290万円を切っていますが、そもそもこれだけの価格帯を支払う価値のある一台なのか?というのが正直なところ(ルノー「キャプチャー」とも若干カブった価格設定になっている)。

一応「ジューク」の後継という立ち位置ですが、現行の2WDモデルとなる2,011,900円~2,597,100円よりも高額であるものの、先述の通り電動パーキングブレーキやオートブレーキホールド、更にはプロパイロットシステムが全車標準装備ということであれば、結構良い感じの価格設定なのではないかと思います。

メーカーオプションは2種類のみ?

なお、シートヒーターについては標準装備ではなくオプションでの設定になるとのこと。
具体的にはXグレードでは「フロントシートヒーター/ステアリングヒーター/寒冷地仕様」(55,000円)のセットがメーカーオプション扱いで、Xツートンエディショングレードでは、このセットが標準装備扱いとなります。
一方で、両グレード共にメーカーオプション扱いとなるのが、「インテリジェントアラウンドビューモニター/インテリジェントルームミラー」(69,300円)となるようですね。
ちなみに、タイヤ・アルミホイールサイズについては全グレード17インチアルミホイールが標準装備となります。

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