2020年夏頃に発売予定の日産・新型「アリヤ・コンセプト」の特許画像が完全リーク!あれっ?これってほぼキープコンセプトでカッコいいんじゃない?
~デザイン性に関しては結構期待できるかもしれない「アリヤ・コンセプト」~
2019年10月の東京モーターショーにて世界初公開された、日産のピュアEVモデル・新型「アリヤ・コンセプト(Nissan New Ariya Concept)」をベースにした量産モデルと思われる特許画像が完全リークしています。
今回このパテント画像をリークしたのは、インスタグラムユーザーであるcars_secrets氏で、解像度は少し低いものの、そのデザインはほぼキープコンセプトで非常に先進的なデザインに仕上げられているのがわかります。
~早速コンセプトモデルと比較しながらチェックしていこう~
フロントデザイン
早速リークしたパテント画像とコンセプトモデルの画像を比較していきましょう。
真正面から見てみると、最近の日産の象徴ともいえる釣り目のヘッドライトが設けられていることが確認でき、更にVモーショングリルの外側を縁取るような形で、メッキ加飾のようなエッジの効いたラインが確認できますね。
フロントロアバンパーについては、けん引フックをカモフラージュするために、若干の形状変更が施されていますが、ほぼほぼコンセプトモデルと同じデザインまとめられています。
サイドデザイン
サイドのスタイリングを見ていきましょう。
パテント画像のほうには、左フロントフェンダー部分に新たに充電ポートが設けられているのが確認できますね。
コンセプトモデルでは、サイドミラー(正式にはミラーレス?)が設けられていましたが、今回のパテント画像ではサイドミラーが確認できず、もしかすると格納式なのかもしれません。
あとスタイリングとしては、非常に滑らかでクーペSUVのような印象を受け、トヨタ新型「ハリアー(Toyota New Harrier)」のような長めのオーバーハングとまではいかなくとも、ホイールベースは結構長めに設定されているように感じられます。
この辺りはほぼほぼキープコンセプトと言いますか、リヤテールのハウジング形状までも全く同じなので、これって本当に量産モデルなのだろうか?と疑ってしまうほど。
ちなみにコンセプトモデルでは、21インチの大口径アルミホイールが装着されていましたが、おそらく市販車にも同等サイズの大口径ホイールが装着されると思われ、しかしどのようなデザインになるかは不明。
キープコンセプトにする分、デザイン性も相当に複雑になることを考えると、それだけ価格帯もアップしそうな気がするんですけどね…期待できる反面、ちょっと不安となる要素もありそう。
リヤデザイン
リヤデザインはこんな感じ。
リヤテールランプの配置もコンセプトモデルとほぼ同じで、もしかするとセンター直結式のLEDテールライトを採用するかもしれませんね。
あとリヤワイパーの確認ができませんが、レクサス新型「RX」のようにルーフスポイラー直下に設けられていると、非常にスマートでカッコいいのではないかと思います。
~デザインは申し分ない…しかしやっぱり気になるのは価格帯~
気になるボディサイズですが、コンセプトモデルは全長4,600mm×全幅1.920mm×全高1,630mmとクーペSUVらしいスタイリッシュ。おそらくはこれに近いサイズ感になるでしょうね。
あと気になるのは価格帯ですが、海外の自動車ニュースサイトAutomotive News Europeの情報によれば、新型「アリヤ」は当初、インフィニティブランドとして販売する計画にあったそうですが、それを日産ブランドとして販売することに加え、量産版としての価格帯は約600万円~約840万円の価格帯になる可能性があると説明。
これだけの価格帯ともなると、同社ラインナップモデルでは「シーマ(Cima)/フーガ(FUGA)」レベルの高級モデルとなり、フォードやテスラ、更には欧州市場のEVモデルに匹敵する高級車両となりますが、日産が本当に社運をかけて業績アップを目指すために販売する車両なのかは非常に疑問に残るところではありますね。
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Reference:motor1.com