フルモデルチェンジ版・トヨタ/ダイハツ新型「パッソ/ブーン」が2021年4月に登場するとの噂が浮上。フロントマスクはGR並みに過激?新開発1リッターターボ搭載との情報も
~次期「パッソ/ブーン」の方向性はスポーツ志向へと大きく変化する?~
ダイハツのコンパクトモデル「ブーン(Daihatsu Boon)」とOEMモデルとなるトヨタ「パッソ(Toyota Passo)」が、2021年4月にフルモデルチェンジするとの噂が浮上しています。
自動車情報誌ベストカーによると、新型「ブーン/パッソ」は現行同様にダイハツベースでの設計が施され、プラットフォームにおいても新型「タント(New Tanto)/ロッキー(Rocky)/トヨタ・ライズ(Raize)」に採用されるDNGAが共有されるとのこと。
元々ハンドリング性能やダイハツ特有のフワフワした足回りが大きく気にされていた現行「ブーン/パッソ」ですが、新世代DNGAの採用によって大きく改善され、更には車体重量の軽量化とワイド&ローを意識したスタイリングとなることで、かなりスポーティな走りを提供すると言われているそうです。
~フロントマスクもスポーティでアグレッシブに~
続いて外観についてですが、ベストカーの完成予想レンダリングを参考にさせていただくと、現行モデルのような丸形ヘッドライトや六角形グリルが採用されるのではなく、どちらかというと新型「カローラ(Corolla)」のような釣り目タイプに変更。
グリルもヘッドライトに沿うような形でシャープ且つスタイリッシュ、それでいてフロントロア部分には控え目のキーンルックグリルが採用されるようで、かなりアグレッシブでスポーティな印象を与える顔つきになることが期待されています。
ボディスタイルについても、トヨタ新型「ヤリス(Yaris)」のような丸みを帯びた感じではないものの、少しカクカクした印象はありつつ、トップルーフから下っていくようなクーペ風スタイル、更にはワイドに張り出したフロント・リヤフェンダー、16インチ~17インチはあると思われるV字スポークの漆黒ブラック仕上げのアルミホイールなど、一つ一つがかなり刺激的なデザインに仕上げられています。
~”X4”と呼ばれるスポーツグレードも登場する?!~
気になるエンジンですが、従来搭載されている排気量1.0L 直列3気筒エンジンに加え、更には”X4”と呼ばれるスポーツグレードも登場する予定とのこと。
具体的なパワートレインとしては、排気量1.0L 直列3気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力110ps/最大トルク196Nmを発揮するそうですが、意外にも「ロッキー/ライズ」よりも+12ps/+56Nm高い数字となるため、「本当にこんなスペックで登場するの?」と疑問を持ってしまうほど。
これがもし本当であれば、GRスポーツのようなグレードとして登場する可能性もありますし、デザインもより過激なものにシフトされるのではないかと予想されます。