ジャーナリストがフルモデルチェンジ版・トヨタ新型ハリアーに試乗。トータル評価はかなり高めで”しなやか”という言葉を10回以上も使っている件【動画有】

2022-07-06

発表前から評判の高い新型ハリアー…試乗フィールでの評価はどうだ?

2020年6月17日に発表・発売予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ハリアー(Toyota New Harrier)ですが、既に有名ジャーナリストによるインプレッション動画が公開され、内外装インプレッションや試乗動画も続々とアップされています。

そんななか、親しみやすいキーワードを使って評価するLOVECARS!TV!河口まなぶ 氏が、早くも新型ハリアーの試乗インプレッション動画を公開しています。

基本的にはサーキット内での走行となるため、公道に比べて轍(わだち)も無く、トリッキーなコーナーなども特にはないのですが、そういった限られたコース内で、河口まなぶ 氏が感じたコメントを残していきたいと思います。


河口 氏から見る新型ハリアーの評価は結構高めのようだ

ちなみに今回試乗しているモデルは、排気量2.5L 直列4気筒エンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムで、駆動方式は前輪駆動(FF)。

ガソリンモデルや四輪駆動(4WD/E-Four)モデルは、また後日公開されるかと思いますが、おそらくは最も売れ筋となるであろうハイブリッドFFから評価しているのでしょうね。

ちなみに河口 氏が実際に試乗してみてトータル的な面で評価したのが以下の通り。

・ハイブリッドなのでもちろん静か
・加速時のモーターのアシスト力は強め、SUVにしては不満のない加速
・EV走行中の静けさじゃないとロードノイズはあまり聞こえない
・法定速度内でのコーナーの入りはスムーズでロールも少ない
・トータル的な乗り味は非常に上品

特にこれといったマイナス評価もない印象ですが、やはり画面越しでは伝わりにくい乗り心地や加速性能、そしてコーナーに入り込んだときのロールやシートの張り付きは実際に乗ってみないとわからないところ。

画面越しでも伝わってくる振動の少なさ

ただ、今回の試乗動画を見て思うのは、内窓に装着しているGoProカメラが全くブレていない(ほとんど振動していない)ということでしょうか。

これはカメラの装着場所によって影響するのかもしれませんが、それだけ車内に伝わる振動が小さいのだと思われ、しかし以下のマイナスコメントでもありますが、全体的に洗練されている分、「路面からの振動が目立っている」とも説明しているとも説明しているので、この辺りの感覚は実際に私も試乗して体感してみたいところですね。

あともう一つ注目しておきたいのは、Aピラーの細さでしょうか。

これはホンダ新型フィット4(Honda New FIT 4)のサブAピラーの細さを体感している私からすると、フロントの視界の広さやAピラーの細さによる死角を無くす工夫など、こういったところが、現行60系ハリアーに比べてどれだけ改良されているのかも注目しておきたいところです。

河口 氏は約10分の試乗動画で”しなやかさ”を10回以上も発している

なお河口 氏は、新型ハリアーの走行モードをスポーツモードにしての試乗時は以下のようにコメントをまとめていますが、最も使っていたキーワードが”しなやかさ”。

結構ありきたりな表現ではあるかもしれませんが、この言葉を10回以上も使用するということは、それだけ今回の新型ハリアーは高級路線を突き進む都会派SUVということで、オフロード志向の強い新型RAV4との差別化を図っているのだと思います。

面白いぐらいに”しなやかさ”という表現をところどころで使っているので、是非ともチェックしてもらえたらと思います。

・パワートレインは新型RAV4と同じでも、新型ハリアーは静か
・四駆(E-Four)よりも軽快で気持ちの良い走りをする
・高速時でもコーナーから次のコーナーへと切り替える際のロールも抑えられている
・四駆は重量感があるが、FFが軽くてしなやか
・フラフラと車体を揺らしても、車体は安定している
・一気にアクセルを踏み込むと加速時のタイムラグがある
・エンジンの音や振動を抑えている分、路面からの突き上げは少し気になる?

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