首都高速道路にて、右側車線を走行し続けたメルセデスベンツのドライバーが「フィットに煽られた」と主張→どちらも悪質な煽り・煽られ動画だった件【動画有】

2022-06-29

今回の煽り運転の問題は、「右側車線」と「パッシング」の2つ

まず今回の煽り運転の発端としては、メルセデスベンツが常時右側車線を走行していたということ。

”首都高速道路にはそもそも追い越し車線という概念がない?”という話も聞きますが、実際には第1通行帯と第2通行帯の区分が存在する上、更に道路交通法第20条より、原則第1通行帯(道路の左端から数えて1番目の通行帯)を走行するよう定めています。

そのため今回の動画においては、メルセデスベンツが8割以上右側車線を走行しているため、通行帯違反になってしまうわけですね(必要な追い越しのときだけ右側を走行する)。


フィットが追い抜いた後の執拗なパッシングは明らかな危険行為

恐らくホンダ・フィットのドライバーは、しつこく右側車線を走行し続けるドライバーに苛立ちを感じたと思われ左車線から追い抜きを仕掛けたのだと思うのですが、そうであればそのまま追い抜きをさせておけばよかったものの、メルセデスのドライバーが執拗なパッシングを繰り返してしまったがために、結果的にフィットのドライバーが進路妨害などの煽り運転をすることになってしまったわけですね。

動画を見る限り、お互いが執拗にクラクションを鳴らしたり、メルセデスが執拗以上に右側車線を走行していたりとどっちもどっちではありますが、この煽り運転の流れを作ってしまったのは、悪質な煽られ運転を続けていたメルセデス側に問題があると思われても仕方ありません。

ただ、なぜかその後も「フィットから悪質な嫌がらやパッシングを受けている」と主張しているメルセデスのドライバー。

最終的には永福PA付近にて停車し、フィットのドライバーを犯人としていますが、今回の場合はどちらにも非があると思われますし、フィットだけが問題というだけは終わらなそう。

メルセデスのドライバーは今回の件について反省していないと考えられる

今回の煽り運転の一件については、メルセデスのドライバーも相当に腹が立っているのかTwitterにも投稿。

数多くの方から賛同の声を受けたかったのかもしれませんが、ほとんどの方が「どっちもどっち」という意見で、その一方で「メルセデスベンツ側のドライバーにも問題があったのでは?」という指摘をしている方が多数。

それに対して「ベンツに喧嘩売るとどうなるのか、社会の厳しさを教えてやりますわ。」という悪質な返事をしていることを考えると、自分に非が無いこと、自分は間違ったことはしていないこと、そして「自分は高いクルマに乗っているから自分の方が上だ」という態度をとっていることがよくわかります。


自分の車の方が高いから「自分が偉い」と考えるのは危険

車の種類や価格帯で優劣をつけるのは間違っていると思いますし、何よりもこうやって周りから批判を受けることを分かっていながら、自分は正しいと主張する辺り、非常に危険であることが分かりますからね…

またいつ同じようなことが起きてもおかしくないですし、もっと言うなれば奥さんや子供を乗せて運転するのであれば、もっと余裕と謙虚さを持って運転しないと、事故やトラブルが起きてからでは遅いので、今一度自分の運転を見直した方が良いのではないかと思いますね。

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