私のホンダ新型フィット4・LUXE×4WD納車後4か月目インプレッション!総合評価は何点?安全装備の精度評価も

新型フィット4をチェックしていこう(続き)

③:乗り心地や走りの質感は?

続いては走りの質感や走行性能についてですが、これもコンパクトカークラスではトップレベルの安定した走りを提供してくれるものの、スポーティな走りを求めたい方にとってはちょっとオススメするのは難しい一台です。

っというのも、このモデルはスポーティさや数字を求めるためのものではなく、普段の使い勝手や心地良さを追求する上での開発テーマとなった「用と美」が根底にあるため、これを満足するうえで付いてくるのが”上質”という要素になってくるんですね。

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ある程度長く細かくインプレッションしていくと、ちょっとした段差を通過したときの後ろからの突き上げ感などはありますが、それ以外での乗り心地はマイルドで、しかしフワフワしたような感じもなく上手くまとまった走りをしているのは確か。

エンジンも排気量1.5L 直列4気筒i-VTECエンジン+デュアルモーターによるe:HEVシステムを採用しているため、モーターによる高いアシスト力によってトルクフルな走りを提供してくれますからね(おまけに燃費も良い)。

加速が必要なときにしっかりと踏めば、必要最低限の加速と安定した走りでドライバーを優雅で豊かにしてくれる(心により余裕を持たせてくれる)一台ではないかと思います。


④:安全装備の精度は?

最後に安全装備についてですが、まだまだ細かいインプレッションができていない項目はあるものの、渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロール(ACC)による前車の追従精度は高いですし、時にバイクや自転車が割り込んできたときの緊急ブレーキ性能もしっかりと働いてくれるので、この点については特にマイナスの評価はなさそう。

ただ、車線維持支援システム(LKAS)や路外逸脱抑制機能の過敏さはかなり目立つところで、全く白線を踏んでいないにも関わらず、かなり厳しくアラームを鳴らしてくるので、この点はちょっとマイナスかもしれません。

もちろん、以下の関連記事のように精度を変更することも可能なので、このあたりの評価基準を変えられるのはグッドポイントだと思います。

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あとはこうしたクリアランスソナーもしっかりと標準装備されているのは嬉しいポイントですね。

とあるユーザーが「新型フィット4にクリアランスソナーはついていない」とデマとクレームを流していましたが、新型フィット4にはクリアランスソナーが装備されているのでご安心ください。

コンパクトカーといえども、やはり狭い道や駐車場では重宝される装備なので、こういった装備があるだけでも全然評価は異なりますね。

⑤:結局どうなの新型フィット4?

以上が新型フィット4の納車して4か月経過後のインプレッションとなりますが、改めて見るとやっぱり満足度はとても高いですし、実燃費も25km/h以上で普通に1タンク1,000km近く走行できるのでとにかく低燃費ですからね。「新型フィット4を購入して本当に良かった」と思える程。

別に忖度とか一切無く、実用面で見たらこれといった文句なんて別に無いですよ。

無理して悪いところを見つけてもそれが大きなマイナス評価になんてならないですし、それだけよく考えられた車だと思います。

なので、私が見る新型フィット4の総合評価は88点。

上記には記載していませんが、以前ちょっとしたトラブルのあったオートブレーキホールドの件や、若干車高が低いのでフロントストレーキを擦ってしまう等の問題が無ければ、普通に90点を超える優秀なモデルだと思います。

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