私が購入したフルモデルチェンジ版・トヨタ新型ハリアーZ”Leather Package”のインテリアをチェック!質感もメーカーの努力値も中々に高そうだ

私の新型ハリアーの内装をチェックしていこう

①:内ドア部分(運転席側)

まずは運転席側のドアを開けて、内ドア部分の質感を見ていきましょう。

私がオーダーしたグレードは、ガソリンZ”Leather Package”(FF)で、ボディカラーはプレシャスブラックパール、インテリアはブラック&ブラウンとなりますが、内ドア部分にはブラウンの革張りや水平基調のパイピングがあり高級感が演出されています。

この角度から見た時にあまりプラスチッキーさが見えないのはグッドポイントだと思います。

パワーウィンドウ周りはこんな感じ。

シートメモリースイッチや内ドアハンドル、パワーウィンドウスイッチなどが設けられていますが、特にパワーウィンドウスイッチには一部メッキ加飾が施されているのでチープに見えないところは流石。

さりげなく内ドアハンドルをのぞき込んでみると、このように軽量化もかねて肉抜きが施されていますが、こういった点は私が所有するレクサスNXにないポイント。

とは言いながらも、ホンダ新型フィット4(Honda New FIT4)の内ドアハンドルも肉抜きしているので結構当たり前になってきているのかも?

内ドア部分にはしっかりと鷹(チュウヒ)マークのエンボス加工が施されていますね。

先代モデルから引きついだエンボス加工ですが、担当セールスさんいわく先代に比べて少し浅めの加工になっているので見づらいのだそう。


②:運転席周り

そしてここからようや運転席へ。

まだ入庫したてなので、シートカバーなど色々ありますがお気になさらず。

足もと部分はこんな感じ。

普段レクサスNX F SPORTに乗っていたからなのか、ブレーキやアクセルペダルはアルミ製ではないため、ちょっとプレミアム感やスポーティさは欠けているようにも見えたり(さすがに比較するのは違うかも…?)

あとはオルガン風吊り下げペダルも軽く踏み込んでみましたが、アクセル開度は結構広めで操作性は高そうです。

アクセルとブレーキの間隔も近すぎず遠すぎずの位置なので、変に踏み間違える等の問題は特に無さそう。

その他も見ていくと、給油蓋やフロントボンネットレバーはこちらに集約。

個人的にはやっぱり給油蓋はアンロック時に外からプッシュ開閉できるタイプが良かったなぁと思ったり。

こちらは電動パワーテールゲートやステアリングヒーター、オートヘッドライトなどのスイッチが集約されていますね(あとはZグレード以上で標準装備のETC2.0車載器も)。

オートヘッドライトはレバー式ではなくスイッチ式を採用しているのは嬉しいポイントですね。

運転席側の8way式電動パワーシートですが、調整用のつまみはこれといったアクセント(メッキやピアノブラック等)が無いのは残念かも。

そして個人的に残念だったのがダッシュボード上部。

プレミアムSUVではありながらもシボ調のハードプラスチックだったんですね。

このあたりは企業努力による部分だとは思うのですが、内ドア部分の高級感が演出されていただけに、この点でのチープさが露骨に浮き出ているように感じました。

③:フロントシート周り

そしてシートは”Leather Package”を選択しているので本革シートタイプ。

助手席や後席での子供の酔いは大丈夫なのかどうか?も細かくインプレッションしていきたいところです。

そしてこちらがセンターコンソール部分。

横2列のドリンクホルダーなどを設けているため、どうしてもセンターコンソール幅が太くなってしまうのは理解できるものの、ちょっとさすがに太すぎない?と思ってしまうほど。

もちろん、特にこれといった不満があるわけではないですし、ちょっとスポーティ且つスパルタンなクルマに乗る機会が多いので、過激なモデルほどセンターコンソールは狭く運転席と助手席の間隔がもろに近くなりますからね…車の造りやコンセプト、用途によってこういったところのデザインや構造が違うのは見ていてとてもユニークです。

ちなみにセンターアームレストは前後にスライドするタイプで、後ろに引くとフロントシートヒーター&シートベンチレーションスイッチが登場します。

センターアームレストを開くと、ドリンクホルダーの底上げブーツ入れがあるんですが、必要かどうかと言われると不要(っというか邪魔)。

おそらく使用するのも最初の数回程度でしょうね。

残念ながら新型ハリアーではCD/DVDデッキは無く、ディーラーオプションでも設定できないので、コンソールボックス内に子供用のCD/DVDを入れることは無さそうです。


④:インパネ周り

あと運転席はこんな感じ。

全体的に高級感はありますが、やっぱ12.3インチのSDナビゲーションディスプレイはとんでもなくデカいですね。

こちらは静電式のエアコン操作タッチパネル。

Gグレード以下になると標準装備で物理スイッチとダイヤル式になるのですが、個人的には物理タイプの方が直感的に操作できますし、運転中でも特にエアコン操作類を見なくてもすぐに操作できるので、安全性などを見ると静電式はかなりマイナス評価。

⑤:後席側内ドア/後席周り

そしてこちらは後席の内ドア部分。

フロント同様にブラウンの革張りとオーナメントパネル、そして肉抜きが施された内ドアハンドルを採用しているのはポイント高いですね。

こちらは本革を使った後席部分。

シートリクライニングが2段階でしか調整できないのは非常に残念。

子どもが後席に乗ってどのように評価するのか非常に気になるところです。

そしてこちらは後席の格納式アームレスト。

ドリンクホルダー部分が全てプラスチックというのはちょっと…あとはアームレスト位置が低すぎないかどうか?高くないか?についても子供に評価してもらおうかと思います。

そしてこちらは後席用のエアコンの吹き出し口。

これといったメッキ加飾を施していないのでチープ感は丸出し。

時間が経てば見慣れると思うのですが、こういった点はレクサスや欧州車などに比べてまだまだ詰めが甘い部分ではないかと思います。

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