滋賀県の交通安全ポスターが色々と強烈すぎると話題に。火垂るの墓やあおり殴打、更には「麒麟がくる」や「100日後に死ぬワニ」といったトレンドも

2020-09-14

高島安全運転管理者協会が一般公開した受賞ポスターを見ていこう

なお高島安全運転管理者協会では、先ほどのポスター以外にも様々な賞を受賞したポスターを一般公開。

昨今のトレンド要素を含めたユニークな安全運転を啓発するポスターとなっていますが、懐かしみを感じるマリオカートや、絵力満載の大河ドラマの「麒麟がくる」ならぬ「危険がくる」のポスターも掲載。


SNSで話題となった「100日後に死ぬワニ」も!

そしてSNSにて大きな話題となった「100日後に死ぬワニ」も。

1日=1話という構成で描かれたワニにまつわる漫画で、100日目には交通事故で亡くなってしまうワニの「あのシーン」をポスターにて描いていますね。

チコちゃんに叱られるで有名な「ボーッとしてんじゃないよ!」をキャッチフレーズにしたポスターも。

一つ言えるのは「著作権はどこいった?」

やはり「100日後に死ぬワニ」のトレンド力は絶大ですね。

先程の火垂るの墓に比べるとインパクトは弱めですが、ついつい見たくなるポスターではないかと思います。

ただ、こうしたポスターを大々的に取り上げる一方で最も気になる著作権問題。

どれも見たことのあるキャラクターなだけに、明らかに個人の範疇を超えたところにあることを考えると、色んな意味で外部から煽られたり突っ込まれたりするのではないかと思います。

2019年に話題となった子供の夏休みのポスター

そしてこちらは、SNSにて話題となった子供が夏休みの宿題にて描いた交通安全ポスター。

その子どもが描いた交通安全ポスターが上の画像の通りで、2019年に大きな話題となった「あおり運転」をテーマにしており、更には茨城県・常磐自動車道での宮崎文夫 容疑者によるあおり運転&殴打のワンシーンを見事に再現した渾身の作品となっています。

本作品では、常磐自動車道にて白い高級SUVを停車させ、助手席からすぐさま降りてきてガラケーにて撮影している喜本奈津子 容疑者と、運転席から激しい剣幕にて詰め寄ってくる宮崎文夫 容疑者の表情を表現しています(しかも当時着ていた服装やサングラスまでも細かく描くという拘りっぷり)。

ちなみに、当時2人の容疑者が着ていた服装はこんな感じ。

上手く特徴も捉えていますし、こういったかなり危険なポイントにしっかりと注目している子供の着眼点は素晴らしいと思います。

もちろん、こうした行為は大きな罪に問われるため、いかにこの2名が危険なことを行っているかを伝えるため「あおり ダメ 絶対!」と力強く描けているのも重要なポイント。

ちなみにこのポスター、ちょっとした隠れたメッセージが残されているのをご存知でしょうか?

実は、白い高級SUVのリヤナンバープレートに「230」と表記しており、宮崎文夫であることを強調した「230(ふみお)」の文字が。

ここまで常磐自動車道のあおり殴打を掘り返してくる交通安全ポスターも非常に珍しいと言いますか…毎日新聞社は「内閣総理大臣賞/内閣府特命担当大臣賞/警察庁長官賞」といった特別な賞を与えるべきでは?と思ったりしますね。

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