トヨタ新型ヤリス・クロスの外観インプレッション!見た目は欧州チックでオシャレ、良いところもあれば残念なところも【動画有】

2020-07-27

新型ヤリス・クロス(ガソリンG)の外観をインプレッションしていこう

それでは早速新型ヤリス・クロスを見ていきましょう。

グレードとしてはガソリンタイプの中間グレードとなるGで、ボディカラーはホワイトパールクリスタルシャイン×ブラックの2トーンカラー仕様(+77,000円税込み)。

2020年2月に発売されたコンパクトハッチバック新型ヤリスのSUV版となりますが、そのフロントマスクはどことなくアクア・クロスオーバー(AquaX)のような面影もあり、カッコいいというよりかは馴染みのあるデザインでもありますね。

ちなみにロービームやLEDヘッドライトは上の通りで、その直下にある縦型基調のところが、LEDウィンカーとLEDデイタイムランニングライトが兼用されています。

独特のボディ形状と欧州チックなデザインで競合モデルを差別化?

フロントマスクは結構力強い印象を受けますが、何よりもフロントフードの形状が特徴的で、センター部分からエンドに膨らんだ形状ではなく、反対に凹んだ状態で両サイドが膨らんだトヨタらしくないデザインに仕上げられています。

雰囲気としては欧州車っぽく、しかしフロントフェンダーの部分は無地のモールを装着することで馴染みのあるオフロード風に。

コンパクトなBセグメントSUVなのに、どこか武骨さもあるところを見ると、AセグメントSUVとなる新型ライズ(New RAIZE)の兄貴分らしい一台だと思います。


オプションといえどこのサイズのモデルで18インチは異例

足元のアルミホイールは、Gグレードでは16インチが標準となるものの、Zグレードにて標準装備となる18インチをオプションとして選択しています。

ホイールデザインとしてはマルチスポークタイプとなりますが、どことなくホンダ新型フィット4のHOMEとLUXEの中間的なデザインで、結構洗車するのが大変そうなデザインです。

サイドのスタイリングとしては、クーペクロスオーバーというよりも、シンプルで控え目なオフロード系クロスオーバーといった印象でしょうか。

ボディサイズとしては全長4,180mm×全幅1,765mm×全高1,560mm、ホイールベース2,560mmと3ナンバーサイズ。

それにしても…足元のアルミホイールのインパクトがかなり大きいですが、この辺りの派手さも欧州市場を狙った戦略なのではないかと考えています。

サイドステップの”YARiS CROSS”バッジも中々にイケてますね。

スカッフプレートではなく、敢えてこういったステップ部分に盛り込んでくるあたり、新型ヤリス・クロスへの特別感が伝わってきます。

リヤのまとまり方は最近登場してきたクロスオーバーでトップクラスだが…?

リヤデザインの重厚感やリヤフェンダーの張り出しの主張は結構強めでカッコいい印象を受けますね。

リヤテールはこんな感じ。

どことなく新型ハリアー(New Harrier)の一文字デザインを継承しつつ、新型ライズのテールランプも受け継ぐような感じにさえ思いますが、この辺りもグローバルモデルとしてシンプル且つスタイリッシュなテールが流行り何でしょうね。

リヤウィンカーは点滅ながらも、リヤテールの直下というところが大きなポイント。

やはりデザインだけでなく視認性も考慮したら、この位置にリヤウィンカーを持ってくるのがベストでしょうし、リヤウィンカーの直下にブレーキランプを持ってくるのが自然ですね。

全体的によく考えられ、上手くまとめられた一台ですが、最後にリヤマフラーが垂れっぱなしで「なぜ隠すことができなかったのか?」という点は非常に残念に思うところです。

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