世界限定106台のみのマクラーレン・スピードテールがシンガポールにて納車!フェラーリのようなレッドのカラー名称も明らかに
よくよく考えてみたらレッドのマクラーレン自体ほとんどみたことが無い
そしてこちらがディーラー入庫後のスピードテール。
ボディカラーの名称はロケットレッド(Rocket Red)と呼ばれるそうで、ここまではっきりとレッドカラーにペイントされたマクラーレンも珍しいのではないかと思います(そもそもレッドカラーのマクラーレンはほとんど見たことが無い)。
かなり異質ともいえるリヤデザイン。
ボディパネルはフルカーボン仕様になっていて、継ぎ目やギャップなどを最小限にするためにパーツ点数を極力少なくしているとのこと。
更にリヤのクラムシェルがワンピース構造になっているのも特徴的ですし、折り曲げが可能なフレキシビブルカーボン製エルロン(補助翼)を備えることで、リヤウィングとしての機能や旋回性の向上にも貢献する一台となっているので、そのコストもとんでもなくかかっていることがわかります(元々は航空機に使用されている技術)。
インテリアはボディカラーにマッチしたブルゴーニュ
シートレイアウトは3座シートタイプで、先代F1からの伝統を引き継いでいます。。
更にシートカラーはブルゴーニュを採用していて、両サイドの助手席と運転席のセンターシートでカラーリングが異なるのもユニークですね。
マクラーレンのアルティメットシリーズで最高峰のハイブリッドハイパーカーと言えども、開発コンセプトはラグジュアリーGT(Hyper-GT)でもあるため、そこまでカーボンをむき出しにせず、レザートリムを主張させた内装というのも中々にグッド。
気になるパワートレインについては、排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用し、システム総出力1,50psを発揮。
直線性のパフォーマンスとしては、0-300km/hの加速時間が12.8秒、最高時速は403km/hにまで到達します。