世界限定40台のみ販売されたブガッティ・ディーヴォの記念すべき1ロット目がカタールに納車。車両本体だけで6億円以上、詳細な仕様もチェックしていこう
ディーヴォのインテリアもコストと時間がかかった贅沢仕様
インテリアの画像は公開されていませんが、情報によればフレンチレーシングブルーレザーとブラックアルカンターラが使用され、アクセントとしてブルーのカラードステッチが追加されています。
そしてドアパネルやステアリングコラムケーシング、運転席側ダッシュボードトリム、センターコンソールサラウンド、シートシェルにはサテンブラックカーボンファイバーを使用することで引き締まった印象と高級感を加味。
一方でドアオープナーやステアリングホイールトリム、パドルシフト、インストルメントクラスターサラウンド、センターコンソールトリム、シートハーネスパッセンジャーには、スモーク仕上げのブラッシュドアルミニウムにすることで、ブラックとは異なるユニークなアクセントと追加しているそうです
あとは”Divo”のエンブレムが入ったシートヘッドレストのエンボス加工、ステアリングホイールのドライブモードセレクターとエンジンスタートスイッチにレッドのアクセントを追加することで、ドライバーに更なる躍動感を与えているとのことで、画像はなくともとりあえずイメージだけで校風が抑えられない仕様であることがわかります。
エンジンやプラットフォームはシロンがベース、そして気になるオーナーは?
パワートレインについてですが、世界限定500台販売のシロン(Chiron)をベースにした排気量8.0L W型16気筒クワッドターボエンジンを搭載し、最高出力1,500ps/最大トルク1,600Nmを発揮。
トランスミッションは7速DCTを搭載し、最高時速は380km/hに制限、0-100km/hの加速時間は2.4秒にて到達、車両本体価格だけで約6億円以上と言われている極上の一台となります(おそらくオプションなども含めたら8億円は超えていると予想)。
そしてこのディーヴォがどのオーナーに納車されるのか?についてですが、噂によればカタール王族のプリンスであるカリファ・ビン・ハマド・ビン・カリファ・アル・サーニ氏とのこと。
彼は既にブガッティ・シロンを2台所有していて、ブガッティが最重要顧客と定めている一人でもあります。
その気になるシロンの仕様についてですが、何と塗料にダイヤモンドの粉末を含ませたグレーカーボンのシロンを納車させていて(オプション総額は約2億円)、全く同じ仕様でありながら右ハンドルと左ハンドル仕様を納車させるというとんでもない人物となっています。