ブガッティ「シロン」を購入した際のオプション総額の平均は約3,780万円であることが判明。日本にて納車された「シロン」のオプション総額は?世界で最もオプション総額が高いのはどれ?

2020-05-27

~ブガッティは車両本体だけでなくオプション総額もぶっ飛んでいた~

ブガッティが世界限定500台のみ販売している「シロン(Bugatti Chiron)」。
車両本体価格は約3億円とのことで、例え宝くじにて10億円当選したとしても、ブガッティの事前審査(平均年収/社会貢献度/タイヤ1本300万円を維持することが可能か)を通過しない限り、購入することが不可能なハードルの高い一台となっています。

そんなブガッティ「シロン」ですが、先日開催のアメリカ・ロサンゼルスオートショー2019にて、同社CEOであるステファン・ヴィンケルマン氏とCarBuzzのインタビューにて、「シロン」をオーダーした人の平均オプション総額が約3,780万円であったことが明らかとなりました(オプションだけでスーパーカーが購入できるんですけど…)。


~ブガッティのオプションは無限大。別の言い方をすればオーナーのセンスが問われる~

「シロン」は、シートやステッチカラー、更にはシートやオーナメントパネルの材質、ボディカラーとそのほとんどがオプションにて構成されており、ほぼ100%オーナーの好みに合わせた特別オーダーメイド仕様となります。

そのため、ボディカラー一つでもオーナーが求める顔料やコード、更には塗料の材質等も指定することができるため、ランボルギーニやフェラーリのように数百万円のカラー代を支払うのではなく、数千万円レベルのカラー代を支払うことも当たり前のレベル(上限を持たせず無限大のオプションを準備するところもブガッティの凄いところ)。

中には非常にシンプルで安価にまとめた(ベースグレードを好む)「シロン」も存在しますが、反対に1億円近くの超高額オプションを設定する「シロン」も存在します。

~日本にて納車された「シロン」のオプション総額はどうなっている~

ちなみに、日本納車第一号となる芝浦グループホールディングス 新地哲己CEOの「シロン」は、オプション総額が約6,800万円とのことで、車両本体等も含めると約4億円にも上るとのこと。

一方で東京都青山にて納車された「シロン」は、オーナーの友人によって開発されたラメ付のワンオフカラーで、ボディカラーの名称にはオーナーの名前でもある”Hideto Blue(ヒデト・ブルー)”と名付けられるほどの超希少カラー。

そしてオプション総額は”1億円以上”という世界トップクラスのお金がかかった「シロン」で、そのモデルが日本にて納車されたことはとんでもないことでもありますね。

~世界最高のオプション総額はいくら?~

そして今現在、ダントツでオプション費用がかかっている「シロン」は、カタール王族のプリンスであるカリファ・ビン・ハマド・ビン・カリファ・アル・サーニ氏の個体で、そのオプション総額は約2億円とのこと。

しかも、彼は全く同じボディカラーとオプションを設定した右ハンドル仕様と左ハンドル仕様の「シロン」を納車させていることに加え、世界限定40台のみ販売された約6.4億円の「ディーヴォ(Divo)」もオーダー済みとの情報が入っています。

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Reference:Zero2Turbo