遂にランボルギーニのSUV「ウルス」が商標登録完了。生産は来月スタート、価格は2,500万円程か

2020-05-26

実は商標登録されていなかったランボルギーニのSUVモデル「ウルス」ですが、先日ようやくパテント取得となりました。
ランボルギーニ「ウルス」は、1986年にて発売された「LM002」以来で実に約30年ぶりのSUVモデルとなります。


パワートレインは、排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載するとのことですが、新たなラインナップとしてプラグインハイブリッドモデルも登場すると噂されているものの、やはり未だその情報は不明のままとなっていますが、今回のモデルからようやく自然吸気系モデルを搭載せず、ツインターボ化したパワートレインを準備してきたのは、まさしくランボルギーニの新たな挑戦とも言えますね。

ちなみに、プラットフォームはアウディ「Q7」やポルシェ「カエイン」、ベントレー「ベンテイガ」と共用、駆動方式は基本的に四輪駆動(AWD)のみ、車両本体価格は約2,500万円前後という情報も有り、これは、エントリーモデル「ウラカンRWD・クーペ」25,350,840円に近い価格となりそうですね。

Reference:AUTOCAR

関連記事:ランボルギーニ「ウルス」が12月4日にデビュー。2018年中頃から納車スタート

ランボルギーニの新型SUVモデルとなる「ウルス」が、半年後の12月4日に世界デビューすることが明らかとなりました。
オートモーティブ・ニュース・ヨーロッパ・コングレスによれば、ランボルギーニCEOのステファノ・ドメニカリ氏曰く、「ウルス」の最短納車は来年の中ごろになるいわれています。

なお、ランボルギーニは現在、「ウルス」の生産性を向上させるために、工場を80,000㎡から160,000㎡の2倍に増設し、新規の組立棟、塗装工場、物流センターを追加するとともに、今後4年間で600人の新規従業員を雇用する予定。
元F1チームのヘッドであったステファノ・ドメニカリ氏が培ってきた知識と経験を活かして、ランボルギーニを更に推し進めていくと同時に、納期遅延と言った問題を無くすように対策を進めていくとのこと。

なお、「ウルス」の車両本体価格は2,500万円以下の設定になるとのことで、年間販売台数を4,000台に設定している模様。
これは、ランボルギーニが昨年の世界販売記録である3,457台を「ウルス」だけで塗り替えることを意味し、それだけ「ウルス」にかける意気込みが相当に凄いことを意味するだけでなく、昨年のフェラーリの世界販売台数8,014台に並べるように大きく引き上げることにもつながっています。

また、ステファノ・ドメニカリ氏は、今後ランボルギーニモデルを2025年から2030年の間に新たに4モデルをラインナップ氏、更には世界一美しいスーパーカーである「ミウラ」の後継モデルも登場する可能性があるとコメントしています。