日産の新型セレナe-POWER LUXION(C28)の納車後12か月点検完了!ミニバンでは必須と思っていた「あのオプション」は全く使わなくなったな…

ゴールデンウィーク期間中は1,000km~1,500kmは運転するので、その前に1年点検を受けることに

2023年4月に私に納車されて、もうすぐ1年が経過しようとしている日産のフルモデルチェンジ版・新型セレナe-POWERルキシオン(Nissan New Serena e-POWER LUXION, C28)[2WD]。

今回は、本モデルの納車後12か月点検を迎えることとなったため、いつもお世話になっている日産ディーラーにて点検をお願いすることに。

その際には、何かと悩みの種になっている補器バッテリーのコンディションや、本モデルを購入した際に注目していたディーラーオプションについてもインプレッションしていきたいと思います。


新型セレナ(C28)の納車後12か月点検の中身をチェックしていこう

早速、セレナe-POWER LUXION(C28)の納車後12か月点検の中身を見ていきましょう。

【新型セレナe-POWER LUXION(C28)の納車後12か月点検一覧】

[エンジンルーム点検]

◇点火装置:スパークプラグの状態

◇点火装置:点火時期

◇バッテリー:ターミナル部の緩み・腐食

◇エンジン:排気ガスの色

◇エンジン:CO, HCの濃度

◇エンジン:エアクリーナー・エレメントの汚れ、詰り、損傷

◇冷却装置:冷却水の漏れ


[室内点検]

◇ブレーキペダル:遊び

◇ブレーキペダル:踏み込んだ時の床板とのすき間

◇ブレーキペダル:ブレーキの効き具合

◇パーキングブレーキ:引きしろ

◇パーキングブレーキ:パーキングブレーキの効き具合

◇クラッチペダル:遊び

◇クラッチペダル:切れたときの床板とのすき間

[足回り点検]

◇ディスクブレーキ:ディスクとパッドとのすき間

◇ディスクブレーキ:ブレーキパッドの摩耗

◇ディスクブレーキ:ブレーキパッド、ライニングの厚さ
・前輪:左右共に9mm
・後輪:左右共に9mm

◇ホイール:タイヤの空気圧
・前後輪:左右共に280kPa

◇ホイール:タイヤの亀裂、損傷

◇ホイール:タイヤの溝の深さ、異状摩耗
・前輪:左右共に6mm(1.6mm以上が規定)
・後輪:左右共に6mm(1.6mm以上が規定)

◇ホイール:ナット、ボルトの緩み

◇ブレーキのマスタシリンダー、ホイールシリンダー、ディスクキャリパー:マスタシリンダーの液漏れ

◇ホイールシリンダーの液漏れ

◇ディスクキャリパーの液漏れ


[下回り点検、車載式故障診断装置点検]

◇トランスミッション、トランスファー:オイルの漏れ

◇トランスミッション、トランスファー:オイルの量

◇プロペラシャフト、ドライブシャフト:連結部の緩み

◇エンジンオイルの漏れ

◇ブレーキホース、パイプの漏れ、損傷、取付け状態

◇エキゾーストパイプ、マフラー:取付けの緩み、損傷、腐食

◇エキゾーストパイプ、マフラー:遮熱板の取付けの緩み、損傷、腐食

◇OBDの診断の結果:異常なし


[日常点検]

◇ブレーキ液の量

◇バッテリー液の量

◇冷却水の量

◇エンジンオイルの量(3.2L)

◇オイルフィルターの交換

◇エンジンのかかり具合、異音

◇低速、加速の状態

◇ヘッドランプ、ストップランプ、ウインカー、ランプ等の点灯、汚れ、損傷

◇ウィンドウウォッシャー液の量

◇ウィンドウウォッシャーの噴射状態

◇ワイパーの拭き取り状態

点検内容としては以上の通りとなります。

上の点検内容に加えて、無償での水洗い洗車や下回りの簡易的な洗浄なども実施していただき、トータルの待ち時間としては1時間30分ほどとなりました。

補器バッテリーの残量はそこまで回復していない模様

今回の点検で、もう一つ気になったのが補器バッテリーのコンディション。

以前より何かとバッテリー上がりを繰り返している私のセレナ(C28)ですが、2日に1回のペースで利用しているものの、それでもバッテリー残量としては40%と徐々に少なくなっていたとのこと。

日産側としては、セレナe-POWERは「できるだけ毎日乗ってほしい」とのことで、利用頻度とバッテリー充電のバランスが全くあっていないのだそう。

e-POWER LUXIONがほとんど市場に出回っていないため、e-POWERハイウェイスターとの比較もできない

ただ、これがe-POWER LUXIONグレードに限定されたものなのか、e-POWERハイウェイスターグレードでも同様のことが起きるのかは、販売店側もわからないとのこと。

っというのも、新型セレナe-POWER(C28)で12か月点検を受けているユーザーが全国的に少なすぎる上に、LUXIONを所有しているユーザーも少なく、中々e-POWERモデルのデータや情報が入ってこない上に、ハイウェイスターとの比較もできないのが、日産ディーラー側の回答となっています(初期モデルは、部品不足などで納期が遅れたのも原因だとか…?)。

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