インフィニティのハイパフォーマンスEVモデルがデトロイトMに向けて準備中。来年1月に発表へ

2020-05-26

日産の上位ブランドであるインフィニティが、来年1月に開催するデトロイトモーターショー2018に向けて、新型のハイパフォーマンスEVモデルを発表することが判明しました。
これは自動車ニュースサイト・Autocarが報じたもので、インフィニティのデザイン部門ヘッドであるアルフォンサ・アルバイサ氏曰く、以前発表した「プロトタイプ9コンセプト」とは別のモデルで、プラットフォームについては、兄弟車種である日産「リーフ」とは異なる、全く新しいプラットフォームを採用する、コメントしています。


ちなみに、以前発表された「プロトタイプ9コンセプト」は、1940年代のレーシングカーからインスピレーションを受け、バッテリーパックは30kWhを搭載し、最高出力150ps、最大トルク320Nmを発揮。駆動方式は四輪駆動(AWD)と中々に魅力的ではあったものの、バッテリー寿命の低さが起因(前モデルの日産「リーフ」で大きな問題となった)し、インフィニティの考える必要最低限のスペックにも満たさない結果になったことから、開発は中止となりました。

しかし、今回新たに開発が進んでいる個体においては、日産の新型「リーフ」にも採用している40kWhバッテリーパックからの応用性を利かせることで、充電能力の向上や長寿命化を図り、「プロトタイプ9コンセプト」よりも更なるハイパワーモデルを登場する可能性がありそうです。

ちなみに、電動パワートレインはまさかのミドシップになりそうですね。

Reference:autoevolution