BMW「i8スパイダー」のティーザー画像が公開に。予想されるスペックも併せて確認してみよう

2020-05-27

BMWのiブランドでありながら、フラッグシップPHVモデルとしてラインナップ中の「i8」。
これのオープンモデルとして搭乗が期待されているのが「i8スパイダー」となりますが、ようやくその姿の一部となるティーザーが公開に。
今回公開されているティーザー画像は、「i8スパイダー」の左側のフロントLEDヘッドライトをズームアップしたもので、ボディカラーは暗めながらも恐らくオレンジないしはイエローの蛍光色強めなカラーとなっていますね。
なお、この個体はアメリカ・ロサンゼルスオートショー2017にて世界初デビューすることが決定していますが、現時点で明らかとなっているのは外観のみでそれ以外のスペック面等は全く公開されていないわけですね(おまけにリーク画像も公開されないほどの徹底っぷり)


ちなみに、外観において大きく変更が加えられるのがトップルーフで、以下のmotor1.comが公開するティーザー映像においては、ルーフ素材がファブリックのソフトトップであることが確認できますね。おまけにタルガトップ風となっているため、電動開閉式ではなく手動脱着式となる可能性もありそう。

【2018 BMW i8 roadster】

あとは大きく気になるのがパワートレイン。
オープンタイプともなると、車体の剛性を大幅に向上する分、車体重量が増加してしまう傾向にあるため、従来のクーペタイプに比べてスペックダウンすることは免れないポイントではありますが、パワートレインについては、排気量1.5L 直列3気筒エンジン+モータのプラグインハイブリッドを搭載し、最高出力は362psを発揮しますが、2018年モデルは、エンジンをそのままにバッテリー容量を7.1kWh→14kWhに向上させ、最高出力60ps以上向上の465psを発揮する可能性が浮上。
恐らく、バッテリー容量の向上はオープンモデルに限らず、クーペタイプでもモデルチェンジないしは一部改良という形にてスペックアップする可能性は高そうですね。

これにより、0-100km/hの加速時間も0.1秒近く短縮される一方で、航続可能距離も37km増加と更なる実用性の向上が期待できそうです。
それ以外のアップグレードについては、新型LEDヘッドライトやiDriveインフォテイメントシステムが装備され、インテリアについても新たなデザインが採用される予定となっています。

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Reference:motor1.com