映画ワイスピX3 TOKYO DRIFTに登場した日産「フェアレディZ(350Z)」が中古市場にて登場。価格は約1,600万円

2020-05-27

人気アクション映画「ワイルド・スピードシリーズ(ワイスピ)」の三作目となる「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」にて登場した日産「フェアレディZ(350Z)」が中古市場にて登場。
この個体は、2002年モデルとなる”350Z”を日本チューナーであるVeilSide(ヴェイルサイド)によって過激チューンされたモデルとなります。

パッと見では、同国過激チューナーのリバティーウォーク(LB Performance)のような外付けリベット留めのオーバーフェンダーが装着され、いかにも族車をイメージさせるカスタムっぷりですが、実際には異なり、VeilSide製ワイドボディキットを装着(更にはボディ全体に独特のデザインが施されている)の上、ローダウンは一切無し、元々「V35スカイラインクーペ」にて代替された排気量3.5L V型6気筒エンジンにAPS社製ツインターボチャージャーを追加し、更には最高出力280ps→435ps、最大トルク363Nm→570Nmへと向上。


しかも、この個体の更なる特徴としては、これだけのハイパワーを操作するだけのNISMO製2Wayディファレンシャル&ツインプレートクラッチが組み込まれ、室内には過激なロールケージとレーシング・バケットシートを装備(ハンドルはもちろん右仕様)。

そして、ホーリー・パフォーマンス・プロダクト製のナイトラス・オキサイド・システムのボトル、センターロック式モジュラーアルミホイールも装着され、当時の面影を残したままとなる過激なデザインとなっています。足回りについては、オレンジのブレーキキャリパカバーが装着され、ブラックのカラーに適度なアクセントが加えられています。

なお、この個体は映画の中でドリフトキングと呼ばれたタカシ氏が運転していたものですが、現在はAutoTraderにて販売中。
走行距離は22,530kmとこれだけのカスタムモデルとしてはそこそこに走り込んでいますが、中古車販売価格としては、かなり高額の約1,600万円。ただ、以前にもこの個体は中古車市場に登場しており、そのときは約2,900万円にて販売されていたため、それに比べるとかなり値下がりした印象を受けますね。

Reference:CARSCOOPS