マクラーレン「570Sプロトタイプ」?「マクラーレン・セナ」の開発車両もあわせてキャッチ

2020-05-26

イタリアの某所にて、マクラーレンのアルティメットモデル「マクラーレン・セナ(ブラックカラー)」とスーパーシリーズ「675LT(グレーカラー?)」と思わしき個体が登場。
そして、ここに合わせて何とも奇妙なスポーツシリーズの次期「570Sプロトタイプ(ホワイトカラー?)」と思わしき個体も目撃されています。
恐らく、今後はハイブリッドパワートレインが搭載されるかもしれないスポーツシリーズですが、今回は初期段階レベルでのテストと推測。

関連記事:マクラーレン・ボス「次のハイブリッドモデルでは新たなプラットフォーム、ダウンサイジング化を検討する」(2018/2/7投稿)


ところ話は戻って、アルティメットシリーズの「マクラーレン・セナ」ですが、こちらは今年後半となるまで顧客への納車は行われないものの、やはりそのスタイリングは「720S」に一部似ている部分はあるも、特別なデザインと”サーキットにて走ることだけを考えた車両”らしい常軌を逸したスタイルではありますね。

ちなみに、「マクラーレン・セナ」にはMSOが独自に設定したスペシャルパッケージを世界限定5台のみ準備。
今回同モーターショーでは、”カーボン”をテーマにしたスペシャルパッケージが準備されるとのことで、そのほとんどがカーボンファイバパーツにて作られていることとなります。

このカーボンパッケージにて作られた「マクラーレン・セナ」は、生産工程時間を1,000時間もかけており、67種類ものカーボンパーツにて構成。
更には「マクラーレン・セナ」の名に採用されるレジェンド・ドライバーのアイルトン・セナ氏をモチーフに、250時間をかけてイエローとグリーン(主にブレーキキャリパ)のアクセントを追加し、それらのアクセントを加えたパーツを組立てるのに300時間を要しているとのことで、このカーボンパッケージのオプション費用はトータル4,500万円にもなるとのことです。

関連記事:「マクラーレン・セナ」には5つのスペシャルオプションが存在。その内の一つがジュネーブMSにて公開へ(2018/3/1投稿)

【SPY: McLaren Senna, 675LT & 570S Start Up and Sound in Porto Cesareo | Salento V12】

Reference:autoevolution