内外装・スペック全てがヤベェ…アウディ・新型「RS6アバント」が世界初公開!ハイブリッド採用で600馬力発揮、実用性も加味したスーパーワゴン

2020-05-27

~より過激さを増した新型「RS6アバント」が遂に登場!~

アウディのハイパフォーマンスモデル「RSシリーズ」より、ステーションワゴンタイプとなる2020年モデル・新型「RS6アバント(Audi RS6 Avant)」がアメリカにて世界初公開されました。

今回、アウディのRSブランドが誕生して25周年を迎えるということで特別に誕生した新型「RS6アバント」ですが、アウディ・スポーツのマネージングディレクターであるオリバー・ホフマン氏曰く「アウディファンコミュニティの絶対的なアイコンの一つである」と説明していて、まずは最も高い人気を得るであろうアメリカ市場から優先して販売していくようです。


~フロントだけを見たらステーションワゴンとは思えない程のワイド感~

早速新型「RS6アバント」の外観をチェックしていきましょう。
フロント・リヤデザイン共に、かなりエッジの効いたデザインへと変化し、より一層スポーティさを向上させたスタイリングへと変貌。
特にフロントエアインテーク周りのボディ形状は非常にワイドで、真正面から見てみると、まるでステーションワゴンとは思えないほどにカクカクした印象を受けますね。

そしてリヤデザインについては、デュアルエキゾーストチップやブラックメッシュとシルバーのディテールアクセントを加味したディフューザー等、ステーションワゴンらしいボディラインをしっかりと表現しているように感じられます。

~ステーションワゴンといえど侮るな!600馬力発揮するぞ~

気になるパワートレインについては、排気量4.0L V型8気筒ツインターボチャージャーエンジン+電気モータを組合わせたハイブリッドシステムを搭載し、システム総出力600ps/最大トルク800Nmを発揮したスーパーカー並のスペックを実現。

駆動方式は、四輪駆動(フルタイム・クワトロ)を搭載し、直線のパフォーマンスとしては0-100km/hの加速時間は3.6秒と驚愕するような加速性能ではないものの、ステーションワゴンとしてはトップクラスの加速レベルだと思います。最高時速は250km/hにまで到達。

~足回りには初のアダプティブエアサスペンションを標準装備

その他気になるオプション内容としては、最高時速を250km/h→280km/hにまで向上させるダイナミックパッケージ(Dynamic Package)や、更に最高時速を305km/hにまで向上させるダイナミック・プラスパッケージ(Dynamic Plus Package)が準備されています。

もちろん、こうしたトップスピードを実現するために、必要に応じて前輪が最大70%、後輪に最大85%の動力を伝達するメカニカルな操作を実現するセンターデフもセットにて搭載されています。

一方でこのモデルでは、アダプティブエアサスペンションを初めて標準装備し、現行「RS6アバント」よりも20mmローダウンし、120km/h以上の速度にて走行する際には自動的に更に10mmローダウンする仕組みとなっています。
反対にリフトアップ機能も設けられていて、これについては停車状態であっても低速域であっても+20mmリフトアップすることが可能となっています。

この標準装備されたオプションよりも更にダイナミックな足回りを求めるのであれば、ダイナミック・スポーツ・コントロール(DRC)を採用したRSスポーツ・サスペンション・プラスもメーカオプションにて準備されているそうで、新開発のスチールスプリングと3段階にて調整可能なダンパーを組合わせることにより、乗り心地を強化してロールの軽減を図るように設計されているとのことです。

~インテリアも最新グレードのコックピットを採用、気になる日本での発売は?~

インテリアは、先進性を持たせたヴァーチャルコックピットの最新バージョンを採用し、MMIタッチスクリーンインターフェイスやヘッドアップディスプレイもセットにて搭載されています。
その他には、Gフォースメータや温度ステータス、トルク、パワー、ブースト圧、ラップタイム、RSグラフィックスといったインフォメーションも確認できるということで、公道だけでなくサーキットでの走りの楽しさを追求することができるようです。

なお、このモデルはアメリカ市場を始め、今後欧州市場でも発売する予定となっていますが、日本市場での発売時期は不明なままとなっています。

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Reference:motor1.com