MGがトヨタ新型カローラクロスにそっくりな新型SUV・リンハン(Linghang)を発表。前回のヤリスクロスの酷似モデルと言い、中国はやりたい放題

新型カローラクロスとの比較も含め、リンハンの内外装をインプレッションしていこう

こちらが本物のトヨタ新型カローラクロス。

改めて見てみると、LEDデイタイムランニングライトは非常に切れ長で、キーンルックグリルに伝うところまで長いのがわかりますね。

MG新型リンハンに戻りましょう。

真正面から見てみると、新型リンハンらしい独自のフロントマスクに見えなくもないですが、中国親会社の傘下に入る前のMGとはまるで別物で、このあたりのデザイン要素やトレンドも、他社の技術やデザインをモチーフにしている可能性も高いのかもしれません。


パワートレインは大きく3種類をラインナップ

なおベースとなるモデルは、MGのSUVモデルとなるHSだそうで、プラットフォームも上手く流用しつつ、パワートレインもグレードによって異なるものの、排気量1.5L 直列4気筒ターボエンジン/ターボエンジン+電気モーターを組み合わせたPHV、そして排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンの3種類をラインナップするとのことですが、そのなかでもPHVモデルのスペックがどれほどのものなのか気になるところです。

こちらは恐らくエントリーグレードの新型リンハンだと思いますが、フロントグリルのグリルパターンが何とも個性的な縦型スリットタイプで、いかにも中国市場向けっぽい雰囲気がありますね。

インテリアはシンプルながらも装備内容は充実

インテリアは非常にシンプル。

速度メーター系はフルデジタル液晶ディスプレイを搭載することで先進性を演出し、ステアリングホイールもフラットボトムでスポーティ。

ダッシュボード上に設けられたナビゲーションディスプレイは、おそらく8インチ~9インチほどだと思いますが、この点は結構控え目な印象を受けますね。

助手席側からみるとこんな感じ。

エアコンの吹き出し口はメルセデスベンツを意識した丸形の可能性が高そう?

センターシフト周りはこんな感じ。

非常にシンプルなレイアウトながらも、全く安っぽく見えないのが好印象。

そして電動パーキングブレーキとオートホールドスイッチも全車標準装備となっています。

なお新型リンハンのグレード別価格帯は明らかになっていませんが、2020年内に発売予定とのことで、価格帯も200万円~300万円ほどになると言われています。

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Reference:CarNewsChina