インフィニティ(日産)V37スカイラインのエアコン機能に不具合?左右で温度差が10度も違い助手席から冷風。日産からは「故障ではなく仕様です」と回答が

2020-10-04

今何かと騒がれているV37スカイラインのエアコン問題

自動車系SNSサイト・みんカラにて、先日から大きく賑わっている2016年式のインフィニティ(日産)V37スカイライン[200GT-tタイプSP]のエアコン問題について(ページはコチラ)。

これを所有する鹿児島県のオーナー(happy37さん)さんが紹介しているブログを見ていくと、暖房に設定しても助手席側の吹き出し口から冷風が出続けるというもので、過去3度にわたり日産ディーラーにて修理を行った結果、運転席と助手席で温度差が10度も違う→助手席から冷風しか出て来ないという問題が2020年春頃に発覚。

ちなみに1回目の修理は2019年6月で、この時点で他のV37スカイラインユーザーからも同様の事例が発生していることが発覚するも、こうしたV37系のエアコンの不具合はメーカー側も認識していたとのこと。

V37スカイラインは左右独立温度設定が可能だが?

ちなみにV37スカイラインのエアコン/暖房は、左右独立で温度設定が可能となっていますが、このブログではそれを知っていること前提で記載しており、左右の温度を同じに設定した状態にて暖房を入れたところ、「運転席と助手席では、助手席の方が設定値に対して10度も低い」ということに。

純粋に考えて、冬場の寒いときに30度設定しているにも関わらず、助手席側からは20度の冷風が出てくるというのは何ともおかしな話でありますが、実はこの温度差に対して日産側は「故障ではなく仕様である」と回答しているんですね。

この回答に関して、happy37さんは納得することなく日産の内田誠 社長に直接文書にて質問することにしたとのことですが、しかもこの文書のやりとりは5か月間と長きに渡り、合計3回行われ、それだけ日産側も回答するのにかなりの時間を要したのではないかと思います。

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日産の内田社長への質問書に対する回答は?その衝撃の内容と、直近のV37スカイラインのリコール内容は以下の次のページにてチェック!