フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼルの”早過ぎる”オートヘッドライト点灯のプログラム変更は不可。既定の関係上、今後の新型車も点灯は早めになるようだ

新型ヴェゼルに限らず、今後の新型車はヘッドライトの点灯のタイミングが早くなる

さてさて、私に納車されたホンダのフルモデルチェンジ版・新型ヴェゼル(Honda New Vezel)e:HEV Z×四輪駆動(AWD)ですが、前回のブログにて「外はまだ明るいのに、オートヘッドライトの点灯が早過ぎる」というインプレッション記事を公開。

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その際、オートヘッドライトの点灯感度については、ホンダディーラーにてプログラム調整が可能との事前情報を頂いていたので、早速担当スタッフさんにもメーカーを通して調べて頂いたのですが、どうやら「規定の関係上、変更できない」との回答が入ったとのことです。


新保安基準にて定められている以上、プログラムを変更した場合は違反となる恐れも

ちなみにオートヘッドライト機能は2020年4月より義務化されているため、これを強制的に消灯させることは難しいのですが、ホンダディーラー曰く、ヘッドライトが点灯するタイミングも”よりシビア”になってきているとのことで、多少明るい空(時間帯や天候に大きく依存する)であっても点灯してしまうのが現状です。

上の画像にもある通り、若干雲がかっていて、外もまだ明るい状態(時間帯は18時11分)ではあるものの、これでもロービームヘッドライトが強制的に点灯している状態に。

これは新保安基準によって点灯のタイミングが圧倒的に早くなったと考えられますが、点灯の具体的なタイミングは以下の通りとなっています。

◇点灯時の照度:1,000ルクス未満

◇点灯時の応答時間:2秒以内に点灯

◇消灯時の周囲の照度:7,000ルクス以上

◇消灯時の応答時間:5秒以上300秒以内

◇手動によるON・OFF機能:なし

via:https://bestcarweb.jp/

これまではメーカーによってオートヘッドライト点灯のタイミングは異なっていましたが、こうした新保安基準が設けられたことで、どのメーカーのどの車種でも同様の点灯のタイミングになるとのことで、ディーラーでもプログラムの変更はできないとのことでした(仮にプログラムを変更した場合、違反となり得る恐れも…)。

旧型車から新型車に乗り替える人にとっては、今回のオートヘッドライトの点灯のタイミングが「早過ぎる!」という方も多いそうで(お世話になってるホンダディーラーではお年寄りが、こういった意見も非常に多いとのこと)、こういった新しい機能は徐々に慣れていくしか方法は無いのかもしれませんね。

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