マセラティが究極のワンオフサービス「フオーリセリエプログラム」をスタート。完全オーダーメイド…これが新生マセラティの新たな1ページだ

早速各ワンオフモデルを見ていこう

①:ギブリ・トロフェオ・コルセ

まずはエントリーモデルのギブリ・トロフェオ・コルセから見ていきましょう。

このモデルは、トライデントの歴史をイメージした一台で、ボディカラーにはまるで本物の金属を表現したかのようなオフィチーネアルミニウムと呼ばれる塗装が使用されています。

そしてその上からは、レッドの起毛仕上げとなるダブルセンターストライプが追加されているため、ただ単純に塗装されただけのモデルとは全く別次元の外観を得ています。

インテリアについては、削り出し且つマットに仕上げられたアルミや、ステンレスのオーナメントパネルが使用され、更にシートやトリム部分にはアルカンターラで高級感を演出。

運転席と助手席とでシートカラーが異なり、特に運転席のブラウンシートには、ヴィンテージタイプのF1シートをモチーフにしているため、コストもかなりかかっているものと予想されます。


②:レヴァンテ・トロフェオ・フトゥーラ

続いてはレヴァンテ・トロフェオ・フトゥーラ。

マセラティ唯一のSUVモデルですが、その唯一のモデルらしい独特のデザインパターンが施されたワンオフ仕様に仕上げられています。

具体的には、ボディに規則的にデザインされた十字のオブジェクトが採用されているとのことで、3Dスキャンの格子細工から着想を得たものに加え、テクスチャーブルーグラファイトと呼ばれる塗装によって”ザラザラ”とした手触りを実現。

本来であれば、ボディはツルツルのテカテカという印象を受けますが、このモデルに関しては敢えて粗さを出しているんですね(洗車などの手入れがかなり難しそう…)。

そしてこちらがインテリア。

ヘッドライナーはグレーのアルカンターラを採用し、シートはホワイトレザーと何とも近未来的なインテリアを表現。

先ほどのギブリとは大きく異なり、こちらは幻想的な世界観を演出しているように感じられますね。

③:クアトロポルテ・トロフェオ・ウニカ

そして最後はクアトロポルテ・トロフェオ・ウニカ。

見るからに普通そうではない外観を持つクアトロポルテのワンオフモデル。

見る角度によってウィンドウがレインボーエフェクトで異なる色合いを表現してくれるとのことですが、問題なのは車内から見た時に視界の妨げにならないかどうか。

別の角度から見てみると、足もとには何とも個性的なスポークデザインを持つアルミホイールを装着し、ブレーキキャリアはレッドにペイントされています。

そしてこちらはインテリア。

何と内窓からは様々な文字やトライデントのロゴが表記されていますが、明らかに運転の妨げになっていてすぐに事故りそう。

まさに芸術をそのまま車に置き換えた一台ですが、これで公道を走行していたらすぐに警察に呼び止められるでしょうね。

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Reference:motor1.com