そんなに売れてないのか…世界限定399台だったマクラーレン・エルヴァが気が付けば149台にまで大幅減産。MSOデザインのエルヴァも公開

マクラーレンが新たな仮想技術MAVを用いてのエルヴァを見ていこう

減産減産とマイナスの報道が続くマクラーレンですが、一方で顧客の好みに合わせて特別なカラーリングやオプションを設定するMSO Bespoke Liaison ManagerやMcLaren Advanced Visualizer(MAV)といった高品質の仮想イメージによって作られたサンプルモデルを世界初公開しました。

MAV技術では、顧客が求めるデザインを忠実に再現する便利なシステムだそうで、ボディカラーや素材といった細かいところまでを細かく設定することができる、いわば最先端のコンフィギュレーターということになりますが、今回は数ある中で一部のワンオフモデルをご紹介していきたいと思います。


①:マグマ(Explore)

まずはマグマ(Magma)というテーマが付けられたエルヴァのMSOモデルを見ていきましょう。

このモデルは、溶岩のような色味を持つサテンアゾレスとサテンメンフィスレッドベロシティと呼ばれるカラーをブレンドしたもので、その色味はオレンジとブロンズカラーの中間的な不思議な色合いとなっていますね。

インテリアはキャビアブラックウルトラファブリックを使用し、「申し分のない劇的な変化」と表現しているそうです。

②:Urbane(Timeless)

続いてはアーバン(Urban)というテーマが付けられたエルヴァ。

こちらはリキッドアロイグロスと呼ばれるシルバー系のボディカラーにペイントされ、インテリアはコルタド・タン・エンハンスド・フルアニリエルレザーを組み合わせた「エレガンスと容赦ないパフォーマンスをヴィジュアル的に表現」した一台とのこと。

③:MSO M1A

続いてはMSO M1Aと呼ばれるエルヴァ。

先ほどのテーマカラーとは異なり、ブラックを基調としたボディカラーにサイドシルをクロスしてフロントスプリッターとフードへと上るマグネシウムシルバーレースストライプを加味。

更にアクセントを追加したレッドとブルースマクラーレンの象徴的なナンバー「4」をグラフィックした贅沢な一台となっています。

④:MSO M6A

最後はMSO M6Aと呼ばれるテーマのエルヴァ。

このカラーリングは、1967年のマクラーレンCan-Amレーサーからインスパイアされたもので、オレンジ系のアニバーサリーオレンジをメインカラーとしつつ、先ほどのブルースマクラーレンの象徴ともいうべきナンバー「4」のグラフィックを追加。

更にドアサイドにはグレーのストライプと「McLaren Car’s」のデカールを追加することで、当時のレーシングモデルを上手く再現しています。

☆★☆エルヴァ関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:CARSCOOPS