【衝撃】アメリカ初・カリフォルニア州が2035年にガソリン車販売禁止へ。全ての新型車が対象…ピュアEVモデルの急速的な普及もそこまで来てるぞ

いずれこうなることはわかっていたものの…まさか大市場のカリフォルニア州から動き出すとは

さてさて、アメリカにて衝撃的なニュースとなる「カリフォルニア州が2035年までにガソリンの新型車(ディーゼルも含む)、更に2045年までには全ての中型及び大型トラックの販売を一切禁止する」という行政からの命令に対し、同州のギャビン・ニューサム知事が著名・同意したとのこと。

これは既に、フランスやドイツ、ノルウェーなどの欧州市場15か国では着々とガソリンモデル販売禁止の意向を示していますが、アメリカとしては初であり、更に新車販売はアメリカ全体の11%を占め、高級車市場としても有名なカリフォルニア州(人口は約4,000万人)がガソリン車販売を禁止にしようものなら、他の州でも同様の動きをみせる可能性が十分に出てくると思われます。

ただ、今回の署名に関してはあくまでも「ガソリンモデルの新型車」が対象であって、すでに所有しているガソリン車や中古車市場までもが販売を禁止するわけではないのが唯一の救い。


今後電気自動車やゼロエミッションモデルがより活性化することは間違いない

とはいえ、既にカリフォルニアでは100%電気自動車やゼロエミッションモデルにシフトするよう準備を進めているそうで、ガソリン車を所有しないだけでCO2排出量を最大35%も削減することが可能であると示しており、2035年まであと15年あるとはいえ、今後急速にピュアEVモデルやゼロエミッションモデルが普及することは間違いないでしょうし、”急速に普及せざるを得ない”状況に迫られていることは間違いないと思います。

なおカリフォルニア州含む自動車排出基準の削減を目指す約12州は、アメリカの自動車市場の重要な部分を占めていて、同国の自動車産業と汚染、気候変動に対する長期的な取り組みについて大きな潜在的影響を与える一方、ガソリン車をこよなく愛し、ガソリン車の販売を推進するトランプ大統領と対立する可能性は十分に高いため(独自に環境規制を禁じている)、今後この問題は一層に対立・深刻化することは間違いないと思われます。

大排気量エンジンが少しずつ淘汰…そしてテスラの独壇場もそこまで来ている

アメリカといえば、大排気量エンジンを搭載するダッジ・チャレンジャー(Dodge Challenger)やシボレー・コルベット(Chevloret Corvette)などがラインナップされ、更には排気量7.4L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載するヘネシーパフォーマンス・ヴェノムF5やSSCトゥアタラといったハイパフォーマンスモデルがようやく販売されようとしているなかでのこのニュースは非常に残念である一方、既に新世代バッテリーの開発に成功し、約260万円ほどの低価格帯にて販売を計画しているテスラとしては、間違いなく追い風となるでしょうね。

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Reference:CNBC