アウディA6/A7やスズキ・アドレスに1万台以上のリコール。オルタネーターの不具合により火災発生で命の危険性アリ
台数が少ないとはいえ、不具合内容は極めて深刻
アウディA6 40TDIq/A7 Sportback 40TDIqの2車種・計240台にリコール。
リコール内容としては、スターターオルタネーターにおいて製造公差の設定が不適切なため、ハウジングに隙間が生じているものがあるとのこと。
そのため内部に水分が浸入し、スターターオルタネーター内の回路が短絡すると過熱して、最悪の場合、火災に至るおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをしっかりとチェックしていこう!
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は発生しておらず、本国からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][A6 40TDIq]
・3CA-F2DFBF/WAUZZZF20LN054204~WAUZZZF2XLN060284/令和2 年3 月19 日~令和2 年5 月22 日/153台[A7 Sportback 40TDIq]
・3CA-F2DFBS/WAUZZZF20LN053781~WAUZZZF2XLN070331/令和2 年3 月19 日~令和2 年5 月22 日/87台
改善措置としては、全車両、スターターオルタネーターを対策品に交換するリコール作業を実施するとのことです。
サイドミラーの調整ができない恐れも?
続いてはスズキ・アドレス(スクーター)の1車種・計10,189台にリコール。
リコール内容としては、左右の後写鏡において、後方視界を調整する部位のブーツの排水性が不十分なため内部に水が溜まり腐食することがあるとのこと。
そのため、そのまま使用を続けると後写鏡の調整位置が保持できず、後方の交通状況を確認できなくなるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをしっかりとチェックしていこう!
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は発生していないものの、既に17件もの不具合が発生しており、市場からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][アドレス]
・2BJ-DT11A/DT11A-100036 ~ DT11A-110227/平成 29 年 9 月 11 日~令和元年 9 月 14 日/10,189台
改善措置としては、全車両、左右の後写鏡を対策品と交換するリコール作業を実施するとのことです。